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映画『ボヘミアン・ラプソディ』大ヒットで楽曲が再びヒットチャート入り

伝説的ロックバンド、クイーン(Queen)のリードシンガー、フレディ・マーキュリー(Freddie Mercury)の伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』(Bohemian Rhapsody)(20世紀FOX)が大ヒットし、米国でオリジナル楽曲が再びヒットチャート入りしている。

Box Office Mojoによると、『ボヘミアン・ラプソディ』は11月2日米国公開され、国内興行収入が1億3,000万ドル(約147億円)に達した。全世界興収では4億1,000万ドル(約464億円)以上を記録し、米国外の興行収入の比率は65%を超える。

音楽伝記映画の分野で国内最高記録を持つ、ヒップホップ・グループ、N.W.A.を描いた2015年米公開の『ストレイト・アウタ・コンプトン』(Straight Outta Compton)の1億6,000万ドルに迫る勢いとなっている。

楽曲が再びヒットチャート入り

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音楽配信サービスのSpotifyでは、映画のタイトルでもある楽曲「ボヘミアン・ラプソディ」が映画公開前日は87位だったが、公開1週間後15位に浮上した。
3度目のビルボードのホット100チャート(Billboard Hot 100 chart)入りも果たした。(2度目のチャート入りは1992年映画『ウェインズ・ワールド』公開後となる)

映画のサウンドトラックは、第3位にランクインしており、1980年以来最高の記録となった。ヒット曲を収めたベスト盤アルバムも第9位にランクインし、バンド史上初めてアルバム2枚がトップ10入りを果たした。

米国でのヒット要因は?

映画は、バンドの結成から、代表作「ボヘミアン・ラプソディ」や「ウィ・ウィル・ロック・ユー」などの製作秘話、家族や妻、バンド仲間との関係、バンドの実質的な再結成といわれる、1985年のアフリカ救済のためのチャリティコンサート「ライヴエイド」(LIVE AID)までを描く。主演のフレディ・マーキュリー役は、ラミ・マレック(Rami Malek)が務めた。

監督のブライアン・シンガー(Bryan Singer)監督は、製作後半でフォックスに解雇され、デクスター・フレッチャー(Dexter Fletcher)監督に交代。また、批評家による映画評は決して芳しいものではなかったが、これらをはねのけ興行的な成功を収めている。

ヒットの要因に関して、フロリダ大学メディア専門のアンドリュー・セレパク教授は、公開のタイミングがよかったとMSNBCに語った。同作品は、レディー・ガガとブラッドリー・クーパー共演の『アリー/スター誕生』と『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』『グリンチ』の間に公開され、競争相手となる作品が少なく、その恩恵を受けていると分析している。ソーシャルメディア時代においては、批評家のレビューは映画を損なう要因とはならないとしている。
公開直後、出口調査を行うCinemaScoreで評価Aを獲得するなど、観客からは高評価が相次いだ。

クイーンはアダム・ランバート(Adam Lambert)をゲストヴォーカリストに迎え、再びツアーを行っている。「ウィ・ウィル・ロック・ユー」は米国のスポーツファンにはお馴染みの曲で、バンドは今も複数の世代を魅了しており、映画の主題自体が非常に魅力的であることがヒットの要因だと、スーペリアーミュージックパブリッシング(Superior Music Publishing)のマラ・キューゲル(Mara Kuge)代表取締役は述べている。

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