米人気歌手アリシア・キーズがSNSに投稿した写真を巡り、ネットユーザーからパレスチナに対する支援だと非難が殺到。投稿を削除し、「関係がない」と声明を発表した。
アリシアは16日、緑と黒のレースジャケットを着た写真とともに、「恐れることがないなら、あなたは何をする???あなたの真実を教えて。パラグライダーに目が釘付けになった」と意味深なメッセージを投稿していた。
一部のユーザーからは、レースジャケットの色はパレスチナの国旗で、”パラグライダー”はイスラエルを急襲したハマスの軍事部隊に言及したものだと指摘が上がった。「テロリストを支持した」「無実の人々に対する暴力を支援するなど恥ずべき」「ユダヤ人への暴力を祝っている」として、多くの非難が寄せられた。
一方、ファンからは、サンディエゴ在住のアリシアは、同地で人気のアクティビティであるパラグライダーを楽しみたいと思っていただけと、擁護するコメントも投稿されていた。
Alicia Keys posted this pro-Hamas filth on Instagram, even going so far as to say she’s interested in paragliding (like Hamas paraglided into the concert and towns were they raped and killed over 1,000 civilians). Hamas colors. Read her caption under her picture.@StopAntisemites pic.twitter.com/u7UFg3Pgll
— Benjamin B@dejo (@benjamin_bdj) October 16, 2023
アリシアは同日、投稿を削除した。ストーリーに「無実の人々の命が悲惨な失われた件とは全く関係ない」と声明を発表。「私は打ちひしがれています。平和を祈っています」とメッセージを添えた。
アリシアの元マネージャーでイスラエル系のガイ・セオアリー氏は自身のインスタグラムで、アリシアの「特定の言葉」は、我々のコミュニティにとって刺激的な内容だったと説明。直接話し合った結果、「絶対に関係ない」ことが判明し、投稿を取り下げたと説明した。「アリシアは常に、すべての人権のために戦ってきた」と加えた。
こうした説明にもかかわらず、一部からは「なぜパレスチナカラーの服を着て、パラグライダーに言及したの?」「すごい偶然ね」「納得できない」など、疑うコメントが投稿されている。