アレック・ボールドウィン有罪を認め、アンガーマネジメント受講へ

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俳優アレック・ボールドウィン(Alec Baldwin)は23日、マンハッタンの裁判所で、男性へのハラスメントで有罪を認めた。

ボールドウィン氏は昨年11月2日、自宅近くのグリニッジ・ヴィレッジの駐車スペースを男性に奪われたことが原因で、口論に発展。その際、男性を殴ったとされ、暴行及び嫌がらせの容疑で逮捕された。当時、ボールドウィン氏は、暴行容疑は否認していた。

abc7によると、暴行容疑については、監視カメラの映像や目撃証言などで証明されなかったため、不起訴処分となった。

ボールドウィン氏は、罰金120ドル(約1万3,000円)に加え、怒りを制御するための講座、アンガーマネジメント講習の受講が課せられる。

マンハッタン地区検察局の広報、エミリー・タトル(Emily Tuttle)氏によると、ニューヨークの法律では、違法行為は犯罪に該当しないため、服役や保護観察は必要ない。

ボールドウィン氏、過去に複数の逮捕歴がある。1995年、当時の妻キム・ベイジンガーと新生児の娘の写真を撮影を試みたカメラマンに対する暴行容疑で逮捕された。
2014年には、5番街でバイクを逆走させたとして、ニューヨーク市警察に治安紊乱行為で逮捕された。

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CNNによると、2011年には離陸の際に携帯電話を切らなかったとして、アメリカン航空から降機を命じられている。

ボールドウィン氏は、昨年12月には既にテレビ番組の出演に復帰しており、サタデーナイトライブ(SNL)で引き続きトランプ大統領を演じている。