ウィリアム王子とヘンリー王子の関係「どん底」に

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ウィリアム王子は、ヘンリー王子と「どん底」の状態にあり、弟との関係が失われたことを「悲しんでいる」という。関係者が、英デイリーメールに語った

ヘンリー王子とメーガン妃は今月初旬、エリザベス女王の在位70周年を祝う「プラチナ・ジュビリー」に参加するため英国に帰国したが、ウィリアム王子と対面する機会はなかったと報じられている。ヘンリー王子夫妻の長女リリベットちゃんの誕生日パーティーも開催されたが、ウィリアム王子夫妻はウェールズで公務を行っており、参加しなかった。

関係者によると、ウィリアム王子は依然として、司会者オプラ・ウィンフリーとのインタビューに憤慨しているという。

メーガン妃は番組で、王室での生活に自殺を考えるほど悩んでいたことや、人種差別的な扱いを受けたことなどを告白。自身の結婚式で、ドレスを巡ってキャサリン妃から泣かされたというエピソードについて触れ、当時、メディアでは逆の話が報じられたが、王室は事実を知りながら、それを修正しなかったと批判した。

ウィリアム王子の友人は、デイリーメールに対し、ヘンリー王子は「王室が、国民の争いに巻き込まれないよう、沈黙を貫くことを唯一の選択肢としていることを分かっていながら、非難に次ぐ非難を展開している」と指摘。「原則に基づく」ウィリアム王子は、ヘンリー王子の行為は「一線を越えた」と思っていると話した。ドレスのエピソードについては、キャサリン妃が「見下された」とも感じているという。

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友人は「ウィリアムはヘンリーを本当に愛しているものの、妻以外で、この特殊な生活を理解してくれる唯一の人物を失ったと思っている」と話した。

ヘンリー王子は、これまで「常に王室での生活に懸念を抱いていた」といい、兄弟が生活を共にしていく中で生じたプレッシャーで、2人の間には「大きな緊張感」があったと述べた。すでに「息苦しい」関係にあったが、メーガン妃の登場によって、さらに「複雑になった」と説明。「ヘンリーは犠牲者だと思うよう追い込まれ、逃げ出さなければならなかった」と語った。

一部では、ウィリアム王子は、ヘンリー王子を「保護し続けるだろう」とも噂されているという。しかし、ある人物は、ウィリアム王子は、友人らに対して、関係を修復する「可能性は、ほとんどない」と語っているという。