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トランプ氏との記念撮影1,000万円!? 高額イベントが話題に

フロリダにあるトランプ前大統領の居住地兼リゾート施設のマーアラーゴで開催される資金集めイベントの参加費が破格だとして、話題になっている。

イベントは、トランプ氏の公認を得ている唯一の特別政治委員会「Make America Great Again, Again!」が主催。「下院を取り戻せ候補者フォーラム」と銘打ち、23日に開催を予定している。

ニューヨークタイムズの記者、マギー・ヘイバーマン氏がツイッターにシェアした内容によると、フォーラムにはトランプ氏が支持する候補者らに加え、トランプ氏自身がスペシャルゲストとして参加する。

最低参加費用は一人3,000ドル、カップルで5,000ドルだが、トランプ氏との記念撮影が入ったコースは、カップルで10万ドル(1,150万円)からとされている。最も高額のコースは12万5,000ドル(1,400万円)、カップル25万ドル(2,800万円)。トランプ氏との記念撮影に加えて、トランプ氏とのプライベートディナーを楽しめるほか、フォーラム開催期間中、マーアラーゴで2日間泊券を購入することができる。

退任から1年が経った今もトランプ氏の集金力は健在で、ニューヨークタイムズによると、2022年初めのトランプ氏の手元の活動資金は、共和党全国委員会を2倍以上上回る1億2,200万ドルに達しているという。2021年後半の集金ペースはやや落ちたものの、5,100万ドルを集めたという。

次期大統領選への出馬の可能性をほのめかしており、共和党候補者予備選に関する最近の世論調査では、57%の支持を獲得。2位のフロリダ州ロン・デサンティス知事(12%)を大きく引き離すなど、高い人気を保持している。

党内の圧倒的な影響力を背景に、2022年中間選挙を前に、すでに全国で100人以上の候補者の支持を表明。連邦議会の上下両院では、自身に忠実な議員らをはじめとする50人近くに支持を与えている。

タイムズによると、トランプ氏のチームは、トランプ氏が支持を与えた候補者や「共通の目的」に対して、これまで135万ドルを提供している。中でも、元大統領主席補佐官のマーク・メドウズ氏がシニアパートナーとして加わっている非営利団体「コンサバティブ・パートナシップ・インスティテュート」に、最大の100万ドルを寄付しているという。

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