元オリンピック馬術選手 未成年の教え子を性的虐待、有罪認める

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未成年の教え子を性的虐待したとして逮捕、起訴された馬術競技の元オリンピック選手が、有罪を認めた。ポートランドのTV局KOINが伝えた。

有罪を認めたのはリチャード・フェラーズ被告(63)。オレゴン州出身の有名な馬術家で、2012年ロンドンオリンピックでは馬術障害の代表選手に選ばれた。

フェラーズ被告は州の罪状で30ヶ月間服役すると同時に、連邦の罪で4年の刑期を受けることに同意したという。

逮捕の一報が流れたのは2021年6月。オレゴン州テュアラティンの警察は数ヶ月間におよぶ捜査の末、17歳だった教え子に対する性的虐待の容疑を固め、逮捕に踏み切った。

被害者のマギー・ケリングさんは2021年8月に行なったCBSニュースのインタビューで、憧れだったフェラーズ被告と妻シェリー氏のもとで住み込み生活を始めた2年後、16歳の時に、電話で「君に想いを寄せている」と告げられたと明かした。

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フェラーズ被告は「この半年間ためてきたんだ。誰にも言ってはならないよ、君に夢中だ」と述べたという。

父親のように慕っていた男からの突然の告白に、ケリングさんは「部屋にこもって1日中泣いた」という。

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