メーガン妃に「プリンセス症候群」の特徴、専門家が指摘

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今月配信がスタートしたNetflixのドキュメンタリー番組を巡り、再び注目を集めているメーガン妃について、ある元心理療法士は「プリンセス症候群」の特徴が見られると指摘している。

番組の中でメーガン妃は、結婚式で披露したスピーチを回想。2人の出会いを「現代のおとぎ話」と形容し、「むかしむかし、LAにとある女性がいて、みな彼女を女優と呼んでいました。ロンドンには、とある男性がいて、みな王子と呼んでいました。・・これは一緒になる運命にある男女の愛の物語です」と自ら読み上げた。

元心理療法士でハーレー・セラピーの創設者、シェリー・ヤコブソン氏はテレグラフの取材に、メーガン妃は「自分を全ての物語の中心に据え、どう見えるかを過剰に気にする”プリンセス症候群”」の可能性があると説明。物事の捉え方や、自分を重要視しすぎる点、自分を中心に世界が回っているといった考えなど「明らかに目に見える特徴」があると語った。

なおメーガン妃は、昨年放送されたオプラとのインタビューで、自身をディズニーの「リトル・マーメイド」の主人公アリエルと比較し、「王子に恋をしたせいで、声を失った」と発言したこともある。Netflixの番組では、映画「プリティ・プリンセス」の主人公(自身が王位継承者だと突如判明するアメリカ人の少女)のようだと自分に重ね合わせた。

ヤコブソン氏はさらに、メーガン妃のふるまいを「非常にアメリカ人的」と分析。「米国では、物事がより増幅され、ドラマ化される傾向にある」と話した。英国ではその傾向は「より少ない」ものの、「結局われわれは物語に引き寄せられるものだ」とドキュメンタリー番組が注目を浴びた理由を推測した。

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番組について、メーガン妃が「迫害され、被害者となり、救済される必要があるという非常に単純化された物語だったが、人生とは定義づけがより難しいものだ」とも語った。

ラストシーンでは、英国を離脱した一家の充実した暮らしぶりが次々と映し出される。ヤコブソン氏は「素晴らしいラブストーリーや、完璧な家族の中心に自分を据えたいという欲求の現れ」と説明し、メーガン妃が思い描く願望との考えを示唆した。ただし「最も幸せな人々は必ずしもそれらを声に出して誇示する人ではない、それらを内密にしておく人々だ」と加えた。