黒人少年に暴行、プールから追い出した白人女性を逮捕

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サウスカロライナ州のプールで、アフリカ系アメリカ人の少年に暴力を振るい、追い出した白人女性が地元警察に逮捕された。

6月24日、女性が「ここは、あなたたちの場所じゃないわ。出て行きなさい。さもないと3ナンバー、911に通報するわよ。いいわね。出て行きなさい!パンクス!」とアフリカ系アメリカ人の少年に対して、差別的な言葉で脅す動画が投稿された。

動画は、15歳の被害者がfacebookに投稿したもので、女性はプールの出口まで彼をつけ、2度顔を平手打ちし、出て行けと言われたと、警察に語っている。少年の代理人、Marvin Pendarvis氏の話では、この少年は、近隣に住む友人によって、プライべートコミュニティーのプールに招かれていた。

動画公開後、この女性がステファニー・セビー・ストリンペル(Stephanie Sebby-Strempel)(38)であることが、当局の調査によって判明。The News & Observerによると、セビー・ストリンペルさんは、ドーチェスター郡の警察により、少年に対する第3級暴行や、逮捕時の警察に対する2件の暴行容疑などで逮捕された。

CBSニュースによると、セビーさんは、スキンケア会社「Rodan + Fields」の独立コンサルタントを務めていたが、同社は会社の規則に違反したとして、すでに提携を解除しているという。

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動画は大きな反響を呼び、1週間で100万回以上再生されている。ソーシャルメディアでは、この女性に対し、#PoolPatrolPaulaとハッシュタグがつけられ、バーベキューをする黒人家族を通報した#BBQBecky、水を販売する黒人少女を通報した#Permit Pattyなどに次いで、人種差別主義者の仲間入りを果たした。

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