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メイシーズサンクスギビングデーパレード開催へ。コロナ禍にもめげず

ニューヨークのデブラシオ市長は20日の会見で、毎年恒例のメイシーズ・サンクスギビングデー・パレードを開催する意向を示した。

デブラシオ氏は「全てが異なるだろう。一部はバーチャル形式になり、小規模なライブや、距離をあけたものになる可能性もあるだろう。」と例年のような形態ではないとしつつ、「重要なのは、伝統が何らかの形で引き継がれるということだ。」と語った。

メイシーズのパレードは1927年以来、第二次世界大戦中を除き、100年近く続いている。毎年約350万人の観客が沿道に訪れ、約5,000万人がテレビで視聴すると言われる。

メイシーズの広報担当者はCNNに対し「今年の花火大会を安全かつ成功裏に開催したのと同様の方法で、市のパートナーと共に今年の感謝祭パレードの再構成に取り組んでいる。」と声明で語った。詳細は初秋に発表するという。

今年のメイシーズ独立記念日の花火大会は、人々の密集を避けるため、5日間に分けて開催した。7月4日当日は、エンパイアステートビルディングから豪華な花火を打ち上げ、その模様は全米で生中継された。

なお昨年の感謝祭パレードは、強風でバルーンの打ち上げが中止となる可能性もあったが、開始直前に許可された。

強風のなか開催された第93回メイシーズ・サンクス・ギビングデーパレード。

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