ジョージアの次は?トランプ氏に5回目の起訴の可能性、MAGA議員が予測

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今月14日にジョージア州フルトン郡の大陪審によって起訴されたトランプ前大統領。他州でも刑事訴追が待ち受けているかもしれない。

トランプ派議員の代表格マージョリー・テイラー・グリーン下院議員(共和党 ジョージア)はFOXニュースの日曜の報道番組で「次はアリゾナだと確信している」と予測した。

グリーン氏は「連邦レベルだけでなく州でも司法制度を利用しようとする民主党による壮大な陰謀だ」と主張。「ジョージア州のように州検察を利用し、巨大な協力体制を利用しようとしている」と語った。

昨年のアリゾナ州知事選で敗北したしたケリ・レイク氏も先週、SNSの投稿で、ケイティ・ホッブス州知事とクリス・メイズ司法長官(いずれも民主党)が「できるだけ早く」トランプを起訴するだろうと予測を示した。

トランプ氏は3月にマンハッタンで起訴された以降、連邦レベルで2回、ジョージアは4回目の刑事訴追となった。

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ジョージアの罪状は2020年大統領選挙の結果を覆す取り組みに関するもので、ウィリス検事は、RICO法をはじめ41の罪でトランプ氏とその仲間18人を起訴した。

起訴状には、ジョージアと並行してアリゾナに関する言及も多く、アリゾナの州議会議員や州共和党に対して偽の選挙人の選出を働きかけた行為などが多数記されている。

アリゾナのメイズ司法長官は、偽の選挙人に関する捜査に着手していることを認めている。メイズ氏は先週の記者会見で、「偽の選挙人のスキーム」に関して捜査していると明らかにし、「われわれはこの捜査を非常に重く、厳粛に受け止めている」と語った。

一方のホッブス州知事は、アリゾナで偽の選挙人が刑事告発されることを望んでいるかとの質問に「もちろん」と回答。 「私は2020年の選挙で有権者の意思を覆そうとすることに関与した人々に責任を負わせることを主張してきた」と話している。