NY地下鉄 駅プラットフォームで無差別突き落とし事件

ブロンクスの地下鉄駅で、女性が線路に突き落とされる事件が発生した。ニューヨーク市警察は映像を公開し、犯人に関する情報の提供を呼びかけている。

事件があったのは5日午後4時40分頃、2番線と5番線が停車する「ジャクソン・アヴェニュー駅」のプラットフォーム。公開された映像には、体格のよい男が、歩いてきた女性を両手でつかんで、線路に投げ飛ばす様子が撮影されている。女性はプラットフォームの縁に体を打ち、そのまま線路に転落した。

その場にいた乗客らが女性を助け、プラットフォームに引き戻したという。幸いにも、女性の転落時、駅に近づいてくる電車はなかった。警察によると、女性はリンカーン病院で手当を受け、容体は安定しているという。男は現在も逃走を続けている。

市内の交通機関の犯罪件数は大幅に増加しており、ニューヨーク市警察の6月5日時点のデータによると、今年は昨年よりも53.6%増加し、989件とされている。

先週水曜日、2番線サードアヴェニュー・149ストリート駅で、音楽の音量をめぐって口論となり、男性が手首を切られ、2度の手術を受ける事件があった。その3日前には、ブルックリンのアトランティック・アベニュー駅で、口論の最中に男性が頭部や胴体など複数箇所を刺される事件が起きた。

先月22日、マンハッタンのキャナル・ストリート駅方面に向かうQトレインの車内で、ゴールドマンサックスに勤務する男性が至近距離から撃たれ死亡した。4月、ラッシュアワーの時間帯に、ブルックリンのサンセットパークを走行中の電車内で男が銃を乱射し、10人が撃たれ、30人が負傷した。

1月中旬には、タイムズスクエア駅でアジア人女性が、プラットホームに入ってきた電車に向けて突き飛ばされ、死亡する事件があった。