U.S.DISTRICT COURT FOR THE NORTHERN DISTRICT OF ILLINOIS EASTERN DIVISION裁判資料より

大手外食チェーンTGIフライデーズ(TGIF)ロゴ入りのスナック菓子をめぐる集団訴訟で、イリノイ州の連邦裁判所判事は、TGIFの責任は問えないとする一方で、製造メーカーに対する訴訟を進めることを認めた。

USA Todayによると、訴訟は原告のエイミー・ジョセフ氏が、2021年に提起したもので、アマゾンで購入した「モッツァレラチーズスティック」が、実際はチェダーチーズしか入っておらず、不正表示で消費者を誤解させたと主張。モッツァレラチーズはチェダーよりも価値があるとし、TGIFと製造元のインベンチャーフードに、自身や他の消費者が余分に支払った金銭の返還などを要求した。

問題の商品は「TGI Fridays Mozzarella Stick Snacks」という商品名で、スーパーのスナックコーナーやオンラインショップで販売されている。購入時、アマゾンの商品ページには成分説明がなかった。ジョセフ氏はまた、裏ラベルにチェダーを使用していることが記されているものの、商品名やパッケージからモッツァレラが含まれていると合理的に判断する理由があると主張した。

ロバード・ダウ判事は、2社による訴訟の棄却の申し立てを否定したが、28日、TGIFの製品における役割は「ライセンサー」にすぎず、広告表示に責任を負わせるには不十分とし、同社を被告から除外することを認めた。

なおインベンチャーフードの弁護団によると、ジョセフ氏は「連続集団訴訟の原告」で、イリノイ州で多数の訴訟を提起しているという。

パッケージに焦点を当てた最近の例では、今年10月、米パスタ大手バリラが、スローガン「イタリア#1」でイタリア産と誤解させたとして訴えられたほか、11月にはクラフトハインツが、マカロニチーズ製品の表記「3分半で完成」をめぐって集団訴訟を提起されている。