映画『ジョーカー』あの階段がニューヨークの観光スポットに?

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大ヒット公開中の映画『ジョーカー』(Joker)のロケ地で使用された階段が、ニューヨークの新たな観光スポットとして脚光を浴びている。
場所はニューヨーク市ブロンクスで、ジョーカーへと変貌を遂げたアーサーが、故ゲイリー・グリッター(Gary Glitter)の「Rock and Roll Part 2」の音楽に合わせてダンスするシーンで使用された。

TimeOutによると、住所は1170 Shakespeare Ave近くで、シェイクスピア(Shakespeare)アベニューと167ストリートの交差地点付近にある。

地元フォトグラファーのMercadoさんがインスタグラムに投稿した写真が、大きな話題となり多くのファンが訪れている。

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トーク番組「Desus & Mero」の司会で、ブロンクス出身のコメディアン、デサス・ナイス(Desus Nice)は、「ジョーカー階段を訪れる人から税金を徴収するのを推奨する。」とツイッターを投稿した。
ほかには、地下鉄「170ストリート」駅もロケ地として使用された。

『ジョーカー』は10月4日に公開され、米国の週末興行収入が9,350万ドル(約100億円)で10月のオープニング記録として過去最高を記録した。2週目も5,500万ドル(約60億円)で2週連続1位を獲得するなど、大ヒットとなっている。
米国では銃暴力を誘発する可能性があるとして、銃乱射事件の遺族が懸念を表明するなど、公開前に物議を醸していた。

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同作品は、第76回ヴェネツィア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞し、ホアキン・フェニックス(Joaquin Phoenix)の演技は高い評価を受けている。