レディー・ガガの姿をキャッチ 映画「ジョーカー」続編 NY裁判所で撮影

131

昨日に続いて、ロウアーマンハッタンにあるニューヨーク州裁判所の建物では、映画「ジョーカー」の続編「Joker: Folie à Deux」の撮影が行われた。

大勢のエキストラとともに、ハーレイ・クイン役に起用されたレディー・ガガも再び参加。法廷前を占拠するピエロのお面やメイクをしたプロテスターたちの間を、ヤジを受けながら階段を上っていくシーンを何度も繰り返した。

建物前の道路には、フェイクの中継車やタクシー、パトカーが設置された。

Joker Location
©MashupReporter
Joker Location
©MashupReporter
Joker Film Location
©MashupReporter

プロテスターには「Free Joker(ジョーカーを解放しろ)」と書かれたプラカードを持つ姿も。群衆は、第1作のエンディングで拘束されたように見えたジョーカーの釈放を求めているのかもしれない。

©MashupReporter

ちなみに裁判所は、ゴッド・ファーザーやロー&オーダーのロケ地としてもお馴染み。住所は60 Centre St, New York, NY 10007で、マンハッタン側のブルックリンブリッジの入り口からほど近い。前回はブロンクスにある階段がロケ場所として有名になったが、裁判所も人気スポットになるに違いない。

Advertisement

なお新作では、ガガ扮するハーレイ・クインが、ホアキン・フェニックス演じるアーサーと精神病院の「アーカム・アサイラム」で恋に落ちるという設定だと報じられている。

前作は、R指定映画としてはじめて世界興行収入10億ドルを突破する記録を達成した。翌年のアカデミー賞受賞式で11部門にノミネートされ、ホアキン・フェニックスの主演男優賞を含む2部門を受賞した。

続編の予算は、前作(5,500万ドル~7,000万ドル)を2倍上回る推定1.5億ドルとも報じられている。このうちガガの報酬は1,000万ドル(約13億円)、ホアキン・フェニックスは2,000万ドル(約26億円)といわれている。