ホームニュース政治トランプ氏の新執務室、隠し...

トランプ氏の新執務室、隠しコーラが話題に

トランプ前大統領がフロリダ州パームビーチに所有する邸宅兼リゾート施設「マール・ア・ラーゴ」に設けた新たな執務室の写真が公開された。部屋に飾られた大統領在任中の記念品や机の小物類などが、退任後の生活ぶりをうかがわせると話題を呼んでいる。

写真はツイッター上で公開されたもの。トランプ氏自身はアカウントを永久凍結されているが、この日面会を行ったスティーブン・ミラー氏(Stephen Miller)元大統領顧問が投稿した。

写真中央には、ホワイトハウスの大統領執務室風のデスクに座り、笑顔を見せるトランプ氏の姿があり、その隣にミラー氏が立っている。

ミラー氏はトランプ政権時代、移民政策に強硬路線を唱え、イスラム圏諸国からの入国制限や難民の受け入れ制限、メキシコ国境における不法移民の親子の引き離し政策などの立案に関わったとされる。

デスク中央には、ウォール・ストリート・ジャーナル紙や書類、書物が広げられ、トランプ氏が滅多に公の場で使うことのない老眼鏡が置かれている。

デスク上の固定電話の後ろには、トランプ氏の好物であるダイエット・コーラと見られるボトルが、隠すように置かれている。

トランプ氏は在任中、大統領執務机にコーラを持って来させるための専用ボタンを設けていたが、新執務室には見当たらない。なお、ホワイトハウスのコーラ専用ボタンは、バイデン政権になって撤去されたと報じられている。

トランプ氏は先週、ジョージア州で成立した投票制限法にコカ・コーラ社が反発を示したことを受け、同社の不買運動を呼びかけたばかり。それだけにSNSでは「マール・ア・ラーゴでは不買運動がまだ始まっていないようだ」など、矛盾を指摘する声が相次いだ。

デスク手前側には、メキシコ国境の壁建設に使われた鋼鉄で作られたトロフィーが飾られている。トロフィーは2019年4月、カリフォルニア州にある国境の町、カレクシコを視察したトランプ氏に記念に渡されたもの。国境の壁建設は、トランプ氏が選挙戦当時から公約の目玉に掲げていた。

トランプ氏の肩越しには、左右にテーブルがあり、左側にはトランプ氏自身の小さな銅像が置かれ、右には家族写真が並べられている。

後ろの壁には、サウスダコタ州にあるラシュモア山の写真が飾られている。写真には、大統領が搭乗する米海兵隊ヘリ「マリーン・ワン」が写り込んでいることから、昨年、独立記念日の式典でこの地を訪れた際のものと見られる。

トランプ氏は、ラシュモア山にあるジョージ・ワシントン、トマス・ジェファーソン、エイブラハム・リンカーン、セオドア・ルーズベルトの歴代大統領の4人の像に、自分の顔が並ぶことを希望していた。

サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事によると、知事選に出馬していた2018年にホワイトハウスを訪れた際、トランプ氏はラシュモア山に顔が刻まれることが夢だと話した。ノーム氏はジョークだと思い「笑い始めた」が、トランプ氏は笑っておらず、真剣だったという。

ニューヨークタイムズは昨年、トランプ氏がラシュモア山の麓を訪れた際、ノーム知事から1.2メートルの山のレプリカが贈られたと報じた。関係者の話によると、レプリカにはトランプ氏の顔が加えられているという。

あなたにおすすめ

TOP STORIES