ヘンリー王子、再び紳士ぶりを披露 メーガン妃と手繋ぎパーティ会場へ

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ヘンリー王子とメーガン妃は6日夜、ニューヨークでロバート・F・ケネディ人権団体(RFKHR)が主催する「Ripple of Hope」のガラパーティに出席。人種の平等や、メンタルヘルスの問題の意識向上に取り組んだとして、「リップル・オブ・ホープ」賞を受賞した。

同賞は「人権や公平性、正義の向上に尽力してきた政府や事業、擁護団体、エンターテインメントの模範的指導者」に与えられる。

会場となったのは、ミッドタウンにあるヒルトンホテル。黒のSUVで会場に到着すると、ヘンリー王子がまず車を降り、傘を差してメーガン妃が座る後部座席のドアを開けた。メーガン妃は、ホワイトのオフショルダードレスで登場。ヘンリー王子は、メーガン妃の手を繋いだまま、後ろから傘を差し、警察やSPに警護されながら、入り口へと向かった。2人は集まった報道陣やファンの呼びかけに応えることはなかったが、メーガン妃はご機嫌な様子で、笑みを浮かべながら会場に入っていった。

【動画】ヘンリー王子とメーガン妃がヒルトンに到着

ヘンリー王子は以前にも、メーガン妃のために車のドアを開ける姿が「紳士的」だとして、絶賛されている。エリザベス女王が死去した後、ウィンザー城にウィリアム皇太子夫妻とともに姿を現した際、ヘンリー王子はメーガン妃の後部座席のドアを開けた。一方、キャサリン妃は自分でドアを開け、助手席に乗り込んだため、ネットではウィリアム皇太子に非難の声が寄せられていた。

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ちなみにこの日、メーガン妃が着用していたのは、ルイ・ヴィトンのカスタムドレス。故ダイアナ妃から譲り受けたアクアマリンのリングを身につけていたと伝えられている。

ヘンリー王子夫妻はこの日、自身が創設したアーチウェル財団とRFKHRが、学生映画におけるジェンダー平等を実現するための「アーチウェル財団賞」を創設すると発表した。

夫妻は声明で「多様な新進気鋭の才能を持つ人々が、自分のボイスで彼らのストーリーを発表できるプラットフォームを持ち、芸術分野でリーダーシップを発揮できる、新たな世代をインスパイアすることができることを願う」と語った。受賞作品は、来年のトライベッカ映画祭で上映される予定。

デイリーメールによると、レッドカーペットで写真撮影が行われた際、Netflixのドキュメンタリー番組に関して、記者から「家族よりも金を優先したのか?」と厳しい質問が投げかけられる一幕があったという。

会場のステージでは、2人はRFKHRの代表ケリー・ケネディ氏と対談を行った。ヘンリー王子は「今日はデートナイトかと思っていた。1,500人の人々と同じスペースにいるのは変な気分だ」と冗談を言い、来場客を笑わせたという。

この日の司会は、俳優アレック・ボールドウィンが務めた。ヘンリー王子夫妻の他、ウクライナのゼレンスキー大統領、プライベートエクイティ会社Sirisの共同創設者兼マネージングパートナーのフランク・ベイカー氏、バンク・オブ・アメリカのCEOブライアン・モイニハン氏、再生可能エネルギー会社インベナジーの創設者兼最高経営責任者マイケル・ポルスキー氏、元NBA選手で公民権活動家の故ビル・ラッセル氏にも賞が送られた。