ヘイリー氏追い上げ トランプ氏と4ポイント差に 米ニューハンプシャー世論調査が驚きの結果に

66

ニューハンプシャー州の共和党予備選に関する世論調査で、元サウスカロライナ州知事のニッキー・ヘイリー氏が首位トランプ氏に4ポイント差まで迫った。

調査は、アメリカン・リサーチ・グループが今月14日~23日にかけてランダムに選ばれた共和党に投票する可能性の高い有権者600人(共和党の登録有権者361人と未申告239人)に実施。誤差幅は±4%としている。

本日共和党予備選が実施されたら誰に投票するかとの質問に、33%がトランプ氏、29%がヘイリー氏と回答した。3位はクリス・クリスティ前ニュージャージー州知事(13%)、有力候補とされてきたフロリダ州のデサンティス知事はわずか6%だった。

属性別では、ヘイリー氏は未申告の有権者と女性有権者の支持が高く、トランプ氏をそれぞれ9ポイント上回った。

なお、FiveThirtyEightによる正確性を元にした調査会社のグレードでは、アメリカン・リサーチ・グループはC+(ニューヨークタイムズ A+)とされている。

Advertisement

その他の世論調査でもヘイリー氏はニューハンプシャーで勢いを増しており、今週発表されたCBSニュースの世論調査では、トランプ氏44%に対してヘイリー氏は前回から18ポイント上昇して29%を獲得した。

ニューハンプシャーの予備選は、初戦となる1月15日のアイオワ州党員集会の翌週23日に開催される。