イーロン・マスク母、息子のツイッターバトルに電撃参戦

ツイッター買収発表後、政治的発言をめぐって連日ネットを騒がせているイーロン・マスク氏。先日は、共和党支持に転向すると宣言し、物議をかもした。

「Poor Elon」がトレンド

マスク氏は18日のツイートで、民主党は「分断とヘイトの党になってしまった」と主張。「だから、もう彼らを支持しない。そして共和党に投票する」と表明し、「さあ、私への卑劣なキャンペーンがはじまるぞ」と挑発的なコメントを投稿した。

さらに同日、テスラ社が「S&P500ESG指数」から除外されたことが報じられると、マスク氏を嘲笑するツイートが溢れ、一時「Poor Elon(哀れなイーロン)」がトレンド入りした。

この日、テスラ株は6.8%下落した。

母マスクが参戦

これにいち早く反撃したのが実の母、メイ・マスク氏(74)。メイ氏は、「哀れなイーロン」を投稿したあるアカウントを取り上げ、フォロワー数がわずか16人であるにもかかわらず、1,000件を超える「いいね」を獲得し、400回近くリツイートされていると指摘。「誰がトレンドを作り出しているのか?なぜ彼らは不誠実で悪意に満ちているのか」と、トレンドがボットによる不当操作によって捏造されているとの考えを示唆した。

メイ氏は、19日に出演したCBSの番組でもボットに言及。7人のフォロワーのアカウントが1,000件の「いいね」を獲得していると指摘し、「組織的」な働きがあると主張した。また「ツイッターの悪意に満ちたすべてのコメント目にすると、彼のことが本当に心配になる」と騒動の渦中にある息子の安全を気遣った。

マスク氏は、ボットの問題をツイッター買収の争点に据えており、先週、ツイッター社のボットに関する公表数値の正確性が確認できるまで、買収を一時保留すると発表した。

ツイッターは、証券取引委員会に提出した資料で、スパムや偽アカウントの割合を5%未満と報告したが、マスク氏は、20%以上にのぼる可能性があると主張している。市場関係者の間では、マスク氏がボット問題を値下げ交渉に利用するのではないかとの憶測が広がっている。

なお、メイ氏は現役のモデルとして活動している。19日発売の雑誌スポーツ・イラストレイテッドで、過去最高齢のモデルとして水着姿で表紙を飾り、話題をさらった。