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NY市トランプタワー前のBLM文字にペンキ。1週間で3度目

18日午後、5番街のトランプタワー前の道路に描かれた「Black Lives Matter」のスローガンが、再びペンキで汚された。abcニューヨークによると、2人の女性が警察官に拘束された。

9日に完成したブラック・ライブズ・マターの文字が汚されたのは、これで3度目。今週月曜日には、黒いTシャツ姿の男性が赤いペンキをかけた後に逃走。現在、警察が行方を追っている。

昨日は「オール・ライブズ・マター」(All Lives Matter)などを主張するプロテスターがブルーのペンキをかけた。4人は逮捕され、器物損害などの罪で起訴されている。汚された部分は、交通局が黄色のペンキで補修していた。警察官によると、大人数ではないが文字への抗議者が毎日訪れているという。この日も「税金の無駄遣いだ」と女性が抗議を行っていた。

BLMの文字は、ジョージ・フロイドさんの死亡事件後、ワシントンD.C.やハリウッド、シアトルなど各地に描かれた。ニューヨークでもブルックリンのベッドスタイを始め、マンハッタンのフォーリー・スクエアやハーレム、クイーンズなどにペイントされている。

デブラシオ市長はは先月末、トランプタワー前の道路に文字を描くと発表。計画を知ったトランプ氏は、BLMはヘイトの象徴だとツイートし、「ラグジュアリーな5番街を汚す」ものだとして反対していた。

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