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全仏辞退の大坂なおみ選手 各界から支持の声

全仏オープンの出場を辞退した大坂なおみ選手に、アスリートや著名人が支持を表明した。

大坂選手は31日、ツイッターを更新し「トーナメントと他の選手、自身の健康状態にとって、私が辞退をして、パリで開催中のテニスにみなさんが集中できるようにすることが最善と考えている」と発表した。

大会側が問題とした記者会見の拒否について、会見で話すことに「巨大な不安の波」を抱えており、「対応し、最善の答えを提供しようとすることに、ストレスを感じている」と述べ、「セルフケアをして、記者会見に出ないことがより良いことだと考えた」と説明。さらに2018年の全米オープン以来、うつに悩まされてきたことを明かした。

30日、大坂選手は会見を拒否したことで、「契約上のメディアの義務」を怠ったとして大会主催者から1万5,000ドルの罰金を科せられた。また4大大会の主催者は合同声明で、違反を繰り返した場合、トーナメントからの失格および将来の4大大会への出場停止処分の可能性もあると警告した。

2002年に国際テニス殿堂入りを果たした元プロテニス選手、パム・シュライバー氏はニューヨークポスト紙に、主催団体は「もっと思いやりをもって支援する必要がある」と指摘。「声明の一部は適切だが、罰金や行動規範、失格を持ち出すのは誤りだと思う。健康についてすべての事実が明らかになるまで。私は嫌いだ」と話した。

NBAのゴールデン・ステート・ウォリアアーズのポイントガード、ステファン・カリー選手は「権力が自分たちを守らない中で、正々堂々と立ち向かう姿は非常に素晴らしい」と投稿。「尊敬する」と述べた。

メンフィス・グリズリーズのジャ・モラント選手は「われわれは君と共にある」と支持を表明。

アメフトのシアトル・シーホークスのタイラー・ロケット選手は「人間として、互いに支え合うべきだ」と述べ「自分の平和を守ろうとする人物に罰金を科すことは、本人が最善の自分になるための安全な場所を提供することではない」と大会側の対応を批判した。

アレクサンドリア・オカジオ・コルテス下院議員(民主党 ニューヨーク)は「誇りに思う」と投稿。

フリアン・カストロ元住宅都市開発長官は、プロスポーツとスポーツジャーナリズム業界は、アスリートの健康を考慮せず、商業第一主義を中心に展開していると批判。大坂選手の行動は、必要な変化をもたらす可能性があると投稿した。

テニス界のレジェンド、ビリージーンキング氏は、大坂選手のプラットフォームでの活躍を称賛し、尊重するとしつつ「やや悩ましい思いだ」と心境を述べた。

メディアの役割について「われわれの時代は、マスコミがなければ誰もわれわれが何を思い、誰であるかを知ることはなかった。彼らが今日ように、われわれのスポーツを築き上げるのに寄与したことは間違いない」と述べた。
ソーシャルメディアの台頭で「皆が即座に真実を語ることができるようになり」、状況は変わったのは分かっているとしつつも、「メディアは今でも、われわれの物語を語るのに重要な役割を果たしていることは疑いの余地がない。最終的にはお互いを尊重し、協力することが重要だ」と考えを語った。

一方、3月に英の情報番組「グッドモーニング・ブリテン」を降板したテレビ司会者ピアース・モーガン氏は、Mail Onlineのコラムで、記者会見のボイコットをした大坂選手を「傲慢で甘やかされた子供」と批判。「名声と富が彼女のエゴを巨大なサイズに膨らましたようだ」と述べ「ボイコットを正当化するために、メンタルヘルスを武器にして、正当なメディアの調査を避けようとする軽蔑的な試み」と記した。

モーガン氏はツイッターでも、出場辞退は、テニスメディアに対する攻撃で大きな反発を受けたためと投稿するなど、批判を続けている。

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