カリフォルニア州北部の山火事で21名死亡

カリフォルニア州北部で8日夜、大規模な山火事が発生。ソノマ、ナパ、メンドシーノなど9つのカウンティー(郡)の少なくとも22箇所で火災が発生している。これまでに、少なくとも3,500の住宅や商業施設などの建物が消失し、近隣住民ら2万人が避難。この火事による死者は17名、負傷者100名以上となり、ソノマだけでも行方不明者は285名と発表されている。また、ナパでは7千世帯が停電となっている。(10月11日現在)

火事は、現地時間の8日(日)夜10時頃に発生した。パやソノマ、ユバなど8つのカウンティー(郡)に広がり、ジェリー・ブラウン州知事は非常事態宣言を発令している。

FOX Newsによると、10日午前の朝時点で、17箇所で火災が発生しており、過去12時間で9つの郡の17万エーカーを消失したという。これは、ワシントンDCの2.5倍以上にあたる広さにあたる。時速50マイル以上の突風が、火災のエリアを広範囲に拡大させたという。消防当局は、火災の延焼を封じ込められておらず、最も大きな火事は、観光客の多いナパやソノマで起こっているとFOX Newsに語っている。死者17名のうち、11名はソノマで確認された。
NBC Newsによると、50マイル(約80km)離れたオークランド(Oakland)近辺でも、口や鼻をおおうバンダナやマスクが必要なほどだという。

10月11日ソノマ上空の様子。

サンタローザ付近では、地域一帯の住宅が全焼した。

ディズニーランドの空も火災の炎と煙でオレンジ色に曇っている

上空から撮影された写真

ソノマ郡の Franz Valley Rd付近

死亡者の中には、今年の3月に結婚75周年を迎えたチャールズさん(100歳)と、サラさん(98歳)夫妻が含まれている。
ニューヨークタイムズによると、2人が出会ったのは小学生の時で、90年以上も一緒にいたという。2人はナパに35年間住んでいた。息子の一人、マイクさんは「子供たちは、1人が亡くなったら、一体残された方はどうなるのだろうといつも話していました。
両親は、お互いなくてはならない存在だったのです。2人が一緒に亡くなったという事実は、多分、彼らはそれを望んだってことなんだと思います。」と語っている。

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