ニューヨークのバッテリーパークシティにあるロックフェラー・パーク（Rockefeller Park）でリスが凶暴化しているといる通報を受け、市の保健局とバッテリーパークシティ公社（Battery Park City Authority）は公園のリスに餌をやらないよう警告を発した。
公園局の野生生物部によると、リスに餌を与えると、人間への恐怖心が減少するという。ある母親は、ベビーカーにある食べ物を狙うリスもいるため、公園には食物を持ち込まないようにしているとABCニュースに語っている。現在ロックフェラー・パークでは、リスへの警告サインを掲示している。
保健局によると、リスに噛みつかれたなどの通報が毎年約70件寄せられている。多くは餌を与える際に被害にあったという。
1992年以降、狂犬病に関する調査が行われているが、これまでにリスが狂犬病にかかったという報告はない。
もし野生動物に噛まれた場合は、311もしくはオンラインから通報を行うよう呼びかけている。