ニューヨークで4日夜午後10時半ごろ、超正統派の服装をしたユダヤ人の男性(24)が、無差別暴行を受ける事件があった。
ニューヨーク市警察によると、ブルックリンのベッドフォード・スタイベサント付近。監視カメラの映像には、車のかげから現れた男が、2人組のユダヤ人に背後から近づき、頭部を殴る様子が撮影されている。
On 2/4/22, at approx 10:26 PM, at 104 Stockton St, an individual approached a male, 24, dressed in traditional Hasidic attire, and punched him in the face. Info? DM us or @NYPDTips or ☎️1-800-577-TIPS @NYPDDetectives @NYPD79Pct @UnitedJewish @ADL_NYNJ @JCRCNY @NYPDSHOMRIMSOCI pic.twitter.com/pHRN3vUwrB
— NYPD Hate Crimes (@NYPDHateCrimes) February 7, 2022
ニューヨーク市警察では、ヘイトクライム部門が捜査に着手したとしている。なお、この直前にも、事件現場近くで、ユダヤ人男性(44)が、暴行を受ける事件があったという。
市の犯罪統計によると、1月のユダヤ人に対するヘイトクライムは、前年同月に比べ4倍近く増加した。2021年1月は4件だったが、今年は15件報告されている。6日には、ウィリアムズバーグに停車中のスクールバス2台に、鉤十字の落書きがされる事件なども起きている。