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米下院 トランプ大統領の弾劾決議案を可決。次の展開は?

米議会下院は18日、トランプ大統領に対する弾劾決議案の採決を行い、2つの弾劾条項を賛成多数で可決した。

弾劾条項は、ウクライナへ軍事支援などの見返りに政敵調査をするよう圧力をかけた疑惑を巡る「権力乱用」と、議会からの調査要請への協力を拒否したことによる「議会妨害」。それぞれ230-197、229-198で可決された。

弾劾訴追されるのは歴代大統領で3人目となる。

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来年早々に上院で弾劾裁判を実施するとみられるが、詳しい時期については確定していない。

上院に弾劾決議案を送る前に、下院では「弾劾マネージャー」と呼ぶ、検察官役の議員を指名する決議案の採決を行わなければならない。ナンシー・ペロシ下院議長は、18日の採決後の記者会見で、「上院側での手続きがどのようなものか見るまで、マネージャーを指名することはできない。…今のところ、われわれにとって公平にみえるものはない」と述べ、採決のタイミングを遅らせる可能性を示唆した。

記者から改めて質問を受けると「マコーネル院内総務は、公平な陪審員ではないと述べた」と、マコーネル氏の前日のインタビューでの発言について言及。さらに「ホワイトハウスに従い、ホワイトハウス法律顧問室と完全に連携して取り組む」と発言を引用し、「これを公平な裁判とは言えない」と述べた。

マコーネル氏はこのほか、弾劾裁判に追加の証人を呼ぶ民主党の要求を拒否する構えを示している。チャック・シューマー少数党院内総務は今週、ホワイトハウスが下院での証言をブロックしたミック・マルバニー大統領首席補佐官代行やジョン・ボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)を含む、4人の証人の聴取のほか、ホワイトハウスが公表を控えている文書の提出を求める案を提出していた。

ニューヨークタイムズによると、弾劾裁判では、ホワイトハウスのパット・シポロン法律顧問が大統領の外部の弁護士らとともに大統領の代理人を務めるとみられる。連邦最高裁のジョン・ロバーツ首席判事が裁判長となり、上院議員が陪審員役を務める。大統領の罷免には上院議員の3分の2が賛成する必要がある。

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