トランプ陣営 起訴から24時間で5億円超の寄付、支持率も拡大

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トランプ前大統領の選挙陣営は金曜日、30日にトランプ氏が起訴された後、24時間で400万ドル(5.3億円)の寄付金が集まったと明らかにした。

同陣営は、公式ホームページに掲載した声明で、「マンハッタン地区検察のアルビン・ブラッグによる前例のない大統領への政治的迫害と共和党のトップ候補に対する露骨な干渉から24時間で、400億ドル以上を集めた」と発表。このうち25%は初めての寄付者だったとし、共和党予備選でのトランプ氏の「フロントランナーとしての地位」をより強固にしていると述べた。

寄付金の平均額は34ドルだとしており、11万人以上が寄付したことになる。声明ではジョージ・ソロス氏に2度言及し、「ソロスから資金提供を受けた検察官による司法制度の不名誉な武器化」「(寄付者らは)ソロスのような特別な利害のある寄付者が何十億ドルも使って選挙に影響を及ぼすことにうんざりしている」と、検事とソロス氏の関連を示唆した。

トランプ氏は、ソロス氏が2021年の選挙でブラッグ氏に多額の資金を提供したとの主張を続けている。主張の背景には、選挙期間中、ソロス氏から寄付を受けた「Color of Change」という政治活動委員会が、ブラッグ氏の支援に50万ドルを費やした事情がある。ただし団体は、寄付者は支援先の決定に関与していないとしているほか、ソロス氏自ら、ブラッグ氏に寄付しておらず、本人についても知らないと関係を否定している。

訴追後、トランプ氏への支持率も拡大している。30日から2日間にかけて実施された最新の世論調査では、トランプ氏の支持率は、2週間前の47%から57%に急増した。最大のライバルと目されるフロリダ州のデサンティス知事との差は、前回の8%から26%に拡大した。

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なお、トランプ氏の罪状は明らかにされていないが、2016年の大統領選の最中、不倫関係の揉み消しのために、ポルノスターのストーミー・ダニエルズ氏に支払われた「口止め料」に絡むものであることが分かっており、一部報道では、訴因は30件以上にのぼると伝えられている。

訴追効果は、当のダニエルズ氏にも及んでいる。起訴が一斉に報じられた30日、ダニエルズ氏はツイッターで、オリジナルグッズに注文が殺到していると嬉しい悲鳴をあげた。さらに、過去一週間、アダルトサイト「ポルノハブ」で、ダニエルズ氏の検索数が激増したとも報じられている。

トランプ氏は4日にマンハッタン地区検察に出頭する予定で、指紋採取などの手続きを経て、罪状認否が行われると伝えられている。