『トップガン マーヴェリック』 スーパーホーネットのレンタル料金は?

スーパーホーネット トップガン

27日に公開スタートしたトム・クルーズ主演の最新映画『トップガン マーヴェリック』に登場する戦闘機「F/A-18 スーパーホーネット」について、海軍はスタジオ側に対して、1時間あたり1万1,000ドル(140万円)で使用を許可したという。FOXニュースが伝えた。

映画の最大の見せ場は、本物の戦闘機を使用したド迫力のスカイアクションだが、俳優陣の迫真の演技も見もの。

リアルにこだわったトム・クルーズは、パイロット役の俳優それぞれが、巨大な重力下における操縦がいかなるものか理解させるために、実際の戦闘機で飛行することを望んだという。ただし、非軍人が国防総省の装備を操縦するのは禁じられているため、役者らは緊急脱出などに関する訓練を受けた上で、パイロットの後ろに搭乗して、撮影に臨んだ。

映画撮影などに際して、機材や基地の使用許可は国防総省の「エンターテイメント・メディア・オフィス」と呼ばれる部署が担当している。同部署では許可をする代わりに、事前に台本を審査し、場合によっては変更を求める場合があるという。

ミリタリー映画がしばしば米軍のPRと批判されるのはこのためだが、同部署のグレン・ロバート氏はFOXニュースの取材に、新作トップガンに関しては、変更要請があったかは知らないと答えた。

なお同氏は、映画は「軍隊へのラブレターである必要はない」としつつ、「軍の高潔さを支持するものでなければならない」と基準を示した。

パラマウントピクチャーズは、トム・クルーズが、若手の役者らが厳しい飛行体験に耐えられるよう自ら飛行訓練プログラムを立てたとしている。

撮影に協力した航空映画関連のコーディネーター、ケヴィン・ラローサ・ジュニア氏がVariety誌に話したところによると、訓練はセスナ機「セスナ 172」からはじまり、曲芸飛行に使用される「エクストラ E300」、旧チェコスロバキアで開発された戦闘機「L-39 アルバトロス」へと段階を追って行われた。アルバトロスの訓練プログラムを終えた段階で、免許証の取得に取り組んでいるキャストメンバーもいたという。

ラローサ氏は、俳優陣は「F/A-18 スーパーホーネット」に搭乗する頃には、「自信を持っており、重力にも慣れていたので、ジョセフ(監督)とトムに協力して、この驚くべきストーリーを演じるのに集中することができた」と語っている。