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NYタイムズスクエアカウントダウン参加者100万人は盛りすぎ?専門家「ありえない」

毎年大きな注目を浴びるタイムズスクエアの大晦日カウントダウンイベント。参加人数は100万人から最大200万人とも言われるが、「そんな数字はありえないと」専門家から疑問の声が上がっている。

ビル・デブラシオ(Bill de Blasio)ニューヨーク市長は28日、タイムズスクエアには最大で200万人が集まる見込みだと述べ、初のドローンによる監視など当日の警備体制に関する記者会見を行った。
イベントを運営するタイムズスクエア・アライアンス(Times Square Alliance)によると、この数はニューヨーク市警察(NYPD)による発表数字だという。

実際の人数は?

AP通信によると、群衆科学が専門のキース・スティル(G. Keith Still)教授は、ボールドロップの見学に訪れる観客数は、10万人以下だと推測する。

スティル教授は、英国のマンチェスター・メトロポリタン(Manchester Metropolitan)大学で群衆科学を教えており、警察部門に群衆サイズの計算方法について指導を行っている。

スティル教授は「一般的に、群衆の数は10から100倍に過大に推定される。」と述べ、「どうやって参加者を数えているのか?(200万人は)ボールを見ることができた人全員?もしくはマンハッタンのバーにいる人全員?」と観客数に疑問を呈した。

教授によると、「100万人の観衆で埋めるには、タイムズスクエアから(現在の集計場所より15ブロック北の)セントラルパーク間の7番街の上に、ブロック毎に満席のヤンキースタジアムを配置するのと同程度」だという。

1平方フィート(0.093平米)に3人いる場合は5万1,000人、5人の場合は8万6,000人、7人の場合は12万人となり、どのような測定方法を用いても100万人に達しないという。

NYPDは1998年まで、観客数は50万人と発表していたが、1999年のミレニアムのカウントダウンでは、当時のルディ・ジュリアーニ(Rudolph Giuliani)元市長が200万人と予測し、急増した。

話題となった群衆の数

群衆の数が話題となったイベントといえば、2017年1月に行われたトランプ大統領の就任式が記憶に新しい。
ショーン・スパイサー前大統領報道官は、初の記者会見で「過去最大の観衆だった。ピリオド!」と断言し多くの人を驚かせた。後に、観衆の数が多く見えるよう、写真が加工されていたことも判明した。

フィラデルフィアで開催されたイーグルス(Eagles)のスーパーボウル優勝祝賀パレードでは、沿道に320万人が訪れたと発表された。しかし実際には70万人だったと、後に市長が結論付けた。

スティル教授は、バチカンのサン・ピエトロ広場に集まるクリスマスやイースターの群衆サイズも、過剰に見積もられていると述べている。

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