Advertisement
ホームニュース政治サウジ総領事館記者殺害 米...

サウジ総領事館記者殺害 米両党議員はサウジ政府関与を主張

イスタンブールにあるサウジ総領事館に訪問したワシントンポストのコラムニスト、ジャマル・カショギ氏が死亡した事件について、週末の報道番組に出演した米両党の各議員は、サウジ検察側の発表へ疑念を示すとともに、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子をはじめとする政府の関与に関して、一致した意見を述べた。

サウジ政府側は20日、カショギ氏は総領事館内にいた18名の人物との喧嘩により死亡したと発表。カショギ氏の帰国について、話し合いが要求通りに進まなかったことから、口論と喧嘩へと発展したとしている。

CNNの番組「State of the Union」のインタビューに出演した上院外交委員会のボブ・コーカー委員長(共和 テネシー州)は、「誰も(サウジ側)その説明を信じていないと思う」「MBS(皇太子)がこれに関わっている。彼が指示をし、この人物は意図的に殺害されたのだ」と考えを述べた。また、「我々はマグニツキー法を発動しており、120日以内に十分な調査を行れなければならず、これに関わったいずれかの人物に制裁が科されるべきだ」と語った。カショギ氏の殺害を記録したテープがトルコから米捜査機関に提出されているかについて、「昨日、ポンペオ国務長官と幅広い問題について話をしたが、昨日2時の時点で彼が知る限り、テープは受け取っていなかった。」と述べる一方、証拠を検証するためにCIAは数日必要とすることがある、と語った。コーカー議員は火曜日にCIAとのブリーフィングを行う予定だという。

ベン・サッセ上院議員(共和 ネブラスカ州) は同番組で、「我々は武器取引を、販売から得られる利益のために行なっているのではない、我々の価値を信じる世界中の異なる国々と同盟を結ぶために行なっている。」と述べた上で、「サウジの説明は混乱している。偶発的な殴り合いに誰が骨ノコギリを持ち込むんだ。」と、サウジ側の発表に対し、不信感を表明した。

ディック・ダービン上院議員(民主 イリノイ州)はNBCの「Meet the Press」に出演。サウジの発表について、「サウジ以外にこの世で(サウジの説明を)受け入れているのは、ドナルド・トランプ大統領だけだ」と述べ、皇太子の関与を「私は信じている。」と回答。「5人の私設のボディ・ガードが、現在告発された18名に含まれている。一年前に、彼のボディー・ガードの一人が、上層部の指令なしでは行動しないと公言している。皇太子の足跡はいたるところにある。彼が捜査を指揮しているという事実は、まったくもって信用に値しない」と述べた。

続けて出演したトム・ティリス上院議員(共和 ノースカロライナ州)は、「ディック・ダービン氏にすべて同意する」と発言。「サウジアラビアでは、トップの許可なしでは、これほど大きなことは行われない。」と政府による関与を主張した。

アダム・シフ下院議員(民主 カリフォルニア州)はABCの「This Week」で、「サウジの説明は全く信頼できるものだとは思わない。この規模のチームを派遣することや、命を守るため以外に、カショギ氏が彼らと殴り合いをするなどありえない。」と述べた。また、「皇太子の知らないところでこれらの指令が実行されたとは、想像し難い」と語ったほか、事件は「米国とサウジの関係に変更を迫るものだ」と、トランプ政権に強い対応を求める姿勢を示した。一方、同時に出演したピーターキング下院議員(共和 ニューヨーク)は、15名ものプロフェッショナルと一市民が対峙することはありえない、「これは明らかに殺害を意図したもの」と述べる一方、制裁については、リヤドは「効果的な情報機関」「イランに対する砲撃」「イスラエルのパートナー」と述べ、大統領に関係維持を求める意向を示した。

あなたにおすすめ

TOP STORIES

What's New