ケビン・コスナーとホイットニー・ヒューストンが共演した1992年の大ヒット映画「ボディガード」のリメイクで、メーガン妃が女優への復帰を果たすとの噂が飛び出した。
続編については、コスナーがダイアナ妃に出演を打診したことがあった。それだけに、メーガン妃に批判的な王室専門家からは、強い反応が寄せられた。
英トークTVの番組ホスト、ジェレミー・カイル氏は、10日の放送で、「週末にショッキングなニュースがあった。メーガンがボディガードの続編に出演するようだ」と切り出すと、王室コメンテーター、キンジー・ショフィールド氏は、情報筋がゴシップ紙に流した「厚かましい噂」と一蹴。「最大のでたらめだと思う…ケビン・コスナーがメーガンに電話をして、君と続編を作りたいなんて言うわけがない。彼女はみんなの雇ってはいけないリストに載っている。絶対にありえない」と強く否定した。
Meghan Markle could reportedly make a return to acting in the sequel to The Bodyguard.
— TalkTV (@TalkTV) July 10, 2023
Kinsey Schofield: “This is the biggest crock of you know what! She is on everybody's no-hire list right now. Her brand is absolutely toxic.”@jkyleofficial | @kinseyschofield | #JKLive pic.twitter.com/gNWPTO04es
コスナーは2019年のインタビューで、ダイアナ妃を起用したボディガード2のアイデアを「スタジオが気に入ってくれた」と明かし、配役は「ホイットニーと同じような役割」と加えた。
コスナーとダイアナ妃をつないだのは、アンドルー王子の元妻、サラ・ファーガソン氏だったという。
「私とダイアナの会話をセットアップしてくれたのは彼女だった。この考えを非常に支持していた」と話した。
2012年にダイアナ妃に電話で、「このパートをあなたを念頭に書くつもりですが、こうしたことはおやりになりたいことでしょうか?と言ったら、彼女は”はい、そうです”と答えたんだ」と明かした。ダイアナ妃から、キスシーンがあるのか丁寧に尋ねられたと述べ、「ナーバスになっていた。彼女の人生は支配されていたから。少しあるかもしれないですが、それも問題にならないようにいたしますと答えた」と振り返った。
実現にいたらなかったが、脚本は、1997年にダイアナ妃が悲劇的な死を遂げる数日前に完成していたと報じられている。
なお脚本家に起用されたトニー賞受賞の劇作家マシュー・ロペス氏は2021年、Variety誌に、ヒロインは、オリジナルでホイットニーが演じたレイチェル・マロンのような確立されたスターではなく、突然の名声を得て一晩にして人生が一変する人物になる可能性を示唆している。