ヘンリー王子とメーガン妃の立ち退き 働きかけたのは誰?

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ヘンリー王子とメーガン妃の「フロッグモア・コテージ」からの退去をチャールズ国王に働きかけたのは、妹のアン王女だったという。

今年3月、二人は、故エリザベス女王から結婚祝いとして贈られた5つのベッドルームの邸宅からの立ち退きを求められたと報じられた。王室が退去通告を出したのは、ヘンリー王子が1月に回顧録「スペア」を発売した後だったとされている。

英紙テレグラフによると、そう主張するのは王室専門家で夫妻の友人のオミッド・スコビー氏。今週発売の新著「 Endgame」の中で、アン王女は二人に対する「断固とした対応」を支持する第一線にいた人物で、夫妻から「フロッグモア・コテージの使用を撤回するようチャールズ国王に説得したと言われている」と明かしているという。

こうした対応に王室内で懸念を示したのは弟のエドワード王子だけであり、甥にあたるヘンリー王子のメンタルヘルスを気にかけていたという。

夫妻側に通達したのは財務官のサー・マイケル・スティーブンス氏だった。立ち退きの理由について、2020年に王室を離脱した二人は「もはやロイヤルファミリーの公務を担うメンバーではなく、海外に居住している」とし、鍵を返却するべきだと伝えたという。

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英国訪問時に安心して滞在できる場所が奪われることを知ったヘンリー王子は、国王に「孫ともう会いたくないのですか?」と尋ねたともいう。

当時、国王は夫妻の後にスキャンダルにまみれた弟のアンドルー王子に住まいとして提案したが、本人は難色を示したと伝えられた。スコビー氏は、「一族の真ののけ者」に提供する計画が失敗したのは「解せない」と記しているという。