「仕事の苦労知らない」燃え尽き症候群告白のヘンリー王子に批判

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「バーンアウト」(燃え尽き症候群)に苦しんだ経験をシェアしたヘンリー王子に、SNSで不快感を示す声が相次いだ。

ヘンリー王子は3日、オンラインでコーチングサービスを提供するBetterUpのアレクシ・ロビショー最高経営責任者らと遠隔で対談。バーンアウトの対処法などについて話した。

王子は冒頭「アレクシ氏と同様、バーンアウトを経験した」と明かし、「まさに最後まで行ってしまって、ろうそくの両端を燃やしてしまった」と、限界に達した経験を告白。

これが「自分の内面を見つめさせる」きっかけになったと話し、唯一の対処法は「インナーワーク(内面の作業)」と語った。

王子は、毎朝30分から45分程度、「ワークアウトや犬の散歩、自然の中に出かけたり、瞑想したりする」と日常生活を明かし、「私は瞑想が毎日必要だとわかっている」と話した。

さらに「雇用主の観点から言うと、従業員に時間を与えないと、彼らが仕事に従事することを期待することはできない」と、雇用主が従業員のセルフケアに果たす役割に言及した。

ちなみにヘンリー王子は、同社の「最高インパクト責任者」に就任している。

王子のレクチャーに、ネットでは、貴重なアドバイスだと感謝を示すコメントがある一方、一般人とは異なる「王子」の立場や、内容の実現性に疑問を呈する声が上がった。

あるユーザーは、「家計を切り盛りするために、仕事を掛け持ちして、週40時間以上働くことがわかってるの?…彼は1日たりとも苦労なんかしたことないじゃない。侮辱よ」と非難。別のユーザーは「何について話してるんだ?生涯で、きつい仕事の日々を送ったことなんてないじゃん」と投稿した。

このほか「セラピストとして、何か資格があるの?」「専門教育を受けてない彼は、誰に助言しているんだ。取り返しのつかない事態が起きる前にやめるべきだ」といった、専門性を問題視する声、企業が従業員にセルフケアの時間を与えるアイデアについて「小さな病院や会社が、耐えられると思う?」といった否定的なコメントも寄せられた。

さらに「ヘンリー王子や彼の妻のメーガンのように、自分たちの家族を公然と辱めるような人がメンタルヘルスの説教をしても、聞いていられない」「セルフケアができるなら、なんでポッドキャストの番組が出来上がってこないの?」といったツッコミも投稿されている。

ヘンリー王子とメーガン妃は、スポティファイとポッドキャストの出演やコンテンツの制作について、巨額の契約を締結している。契約報道から2年以上たった現在、配信されたエピソードは、わずか1話に止まっている。