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連続銀行強盗犯か 地下鉄で利用客を撃った男を逮捕

ニューヨーク市警察は26日、ラッシュアワーの地下鉄車内で、利用客を銃で撃った男を逮捕した。

犯人の男はこの日、ウエスト28ストリートと7アベニューにあるチェース銀行で強盗をはたらいた容疑がある。警察は容疑者が前日と同じ靴を履いていたことが、逮捕の手がかりになったと発表した。

ニューヨークポスト紙によると、男の名はデーモン・ベイリー(Damon Bailey)容疑者(38)。アップタウン方面に向かうRトレインの車内で拘束された。この時、900ドルと3丁の拳銃を所持していた。

ベイリー容疑者は25日午後5時ごろ、ユニオンスクエア駅に向かう電車内で、42歳の男性の足を銃で撃ち、負傷させた。

被害者の男性はCBSニューヨークに、車内で立って携帯を見ていたところ、ベイリー容疑者が、携帯を渡すよう要求してきたと話した。「どういう意味だ?」と聞くと、銃を取り出し発砲した。この男性は現在も入院中だという。

銀行強盗犯の可能性

なお発砲事件の10分前、ベイリー容疑者はチャイナタウンのカナルストリートとラファイエットストリートにあるTD銀行で、強盗事件に関与した疑いがある。
強盗犯はカウンターで銃を見せながら、窓口のスタッフに金を出すよう要求。1,100ドルを奪い、逃走したという。

ニューヨークポスト紙はさらに、ミッドタウンのデリで客から金品を奪おうとした男の可能性があると報じている。犯人は41ストリートとレキシントンアベニューにある店で、シャツを上げ、ベルトに付けた銃をチラつかせながら、男性客に金を渡すよう要求。男性が財布を取り出して、45ドルを渡そうとすると、「それだけか?」と述べ、受け取りを拒否した。その後、グランドセントラルターミナルへ逃げ込んだ。

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