ニューヨーク市 リベンジポルノ禁止法案を可決

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16日、ニューヨーク市議会は無記名投票により、リベンジポルノを違法とする法案を可決した。法案が成立すると、第三者の性的な画像やビデオを、同意なしに危害を加える目的で公開した者には、1,000ドルの罰金または1年以下の懲役、またはその両方を科すことが可能となる。

ビル・デブラシオ市長は同法案を支持しており、市長の署名によって法律が成立した場合、民事では直ちに法律が適用され、刑事では60日後から適用が可能となる。

法案を起草したニューヨークのロリー・ランクマン市議会議院(Rory Lancman)は、「長い間、我々の法律はテクノロジーへの対応が遅れ、リベンジポルノの被害者が正義を求めることや、加害者に責任を負わせることを阻害してきた」と述べ、「この記念碑的な法律の通過により、ニューヨーク市はついにリベンジポルノをまさに犯罪と呼ぶことができる」と語った。

CNNによると、38州とワシントンD.Cがリベンジポルノを禁止する法律を制定している。ニューヨーク州は今年6月、同様の法案が上院を通過したが、アンドリュー・クオモ州知事が署名をしておらず、成立に至っていない。

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