英王室スタッフがヘンリー王子をメーガン妃の「人質」呼ばわり、専門家

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ヘンリー王子が英王室を離脱してカリフォルニアに移住したのは、王子が「メーガン妃の人質」にされているから。王室内では当初、ヘンリー王子夫妻の王室離脱をこのように見ていたことを、王室専門家が明かした。

インディペンデントによると、13日に王室関連著書「Our King Charles III: The Man and the Monarch Revealed」を発表する英王室ジャーナリストのロバート・ジョブソン氏は著書の中で、ヘンリー王子の王室離脱騒動に対する王室内での見方に言及。「王室スタッフの一部には、ヘンリー王子自身が騒動を引き起こしたという事実を無視し、メーガン・マークルに責任があると主張する者がいる」と指摘。メーガン妃一人に王室離脱の責任を押し付ける動きがあった様子を伝えた。

王子がストックホルム症候群(誘拐の被害者が誘拐犯を慕ってしまう心理現象)にかかったなどといった冗談も出回ったという。著書には「一時はスタッフの間で、ヘンリー王子がストックホルム症候群の被害者でメーガン妃の人質だ、などというジョークが横行していた。しかし今は大半が、ヘンリー王子自身が背を向けたのだと感じている」と記されている。

兄のウィリアム皇太子夫妻とヘンリー王子夫妻の間の確執にも触れられている。昨年9月10日、エリザベス女王の死去関連行事の一環として、喪服姿の4人が並んでウィンザー城周辺を行進した。ヘンリー王子夫妻の離脱後初の王室行事への参加とあって大きく注目されたが、4人の仲睦まじい様子に雪解けの可能性を報じるメディアもあった。しかしジョブソン氏は両夫妻の仲の良さそうな様子は“見せかけ”だと主張、「キャサリン妃はのちにこの時の心境を、人生で最も苦痛だったことの一つ、と王室内の人物に語っていた」と明かしているという。

2020年の王室離脱騒動以来、ヘンリー王子夫妻と王室メンバーとの関係は悪化の一途をたどり、改善の兆しは見られない。今年1月にヘンリー王子が“暴露本”とも称される回顧録「Spare」を発表したことで、亀裂がより深まったとする見方も強い。王子は本の中で、ウィリアム皇太子が暴力をふるったこと、メーガン妃との結婚に反対したこと、さらにキャサリン妃とともにメーガン妃に対して冷たく当たったことなどを明かしている。

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来月6日のチャールズ国王の戴冠式まで4週間を切った。ヘンリー王子夫妻の元にも招待状は届いているが、未だに2人は出欠の意向を示していない。参加の条件をめぐって「長い話し合い」が続いているともされ、この中には、式典当日のバッキンガム宮殿のバルコニーへの登場や、先月初めて王位継承者の称号で紹介された長男アーチ―王子と長女リリベット王女の招待をめぐる協議があったとも報じられている