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NY地下鉄 再び窓が破壊。懸賞金1万ドル

ニューヨーク市の地下鉄で24日、電車の窓ガラスが再び割られる事件が発生した。事件は、午後5時半ごろ、7番線の終着駅「34ストリート&ハドソンヤード」付近で起きた。

▼窓が割れた電車の様子。一車両ほぼ全ての窓が破壊されている。

30万ドル以上の損害

窓が破壊される事件は春以降、頻発している。5月8日から8月8日までの間、70件発生し、これまでに400枚以上の窓が割られた。

MTAは同日、容疑者や逮捕につながる情報提供に対し、1万ドルの懸賞金をかけると発表したばかりだった。
なお、ニューヨーク市警察が追加で2500ドルの懸賞金をかけており、合計1万2500ドル(約130万円)となる。

会長兼CEOのパトリック・フォイエ氏は会見で、容疑者を「反社会的人間」と非難。「これまでに30万ドル以上の損害と、7番線の乗客に遅延をもたらした。」と述べた。

NYCトランジットの安全及び警備部門のトップ、パトリック・ウォーレン氏は、破壊行為が続くと、窓ガラスの在庫が枯渇するため、長期間運行を停止する可能性もあると警告している

ニューヨーク市警察は8月、ハンマーで窓を割った容疑者の男性の写真を公開した。全ての破壊行為が、同じ容疑者によるものかは不明。

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