わざとらしい?メーガン妃の「深刻」写真にツッコミ殺到

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米連邦最高裁判所が、中絶の権利を認めた判例を破棄したことを受け、メーガン妃がVogueの企画で、フェミニスト活動家のグロリア・スタイネム(Gloria Steinem)とジャーナリストのジェシカ・イェリンと対談を行った。

対談では、リプロダクティブ(生殖)の選択の自由に対する重要性や、今後の米国の行方などが話し合われた。メーガン妃は最高裁の判断について、「フェミニスト」のヘンリー王子と深い話し合いを行ったと明かした。最高裁は「女性を標的」にしており、この影響は皆に及ぶと主張。「恐れを行動に結びつけなければならない」と述べ、11月に行われる中間選挙での投票を呼びかけた。

Vogueは公式インスタグラムで、対談時のメーガン妃の様子を投稿したが、これを見たユーザーからは「うそっぽい」「称号の濫用」などのコメントが多数投稿されている。

白黒の写真は、深刻な表情でパソコンや携帯を眺める様子を捉えたもの。キャプションには「先週の最高裁の判決後、グロリア・スタイネムとジェシカ・イェリンと電話で話し合うサセックス公爵夫人、Courtesy of Archewell」とつけられていることから、メーガン妃側が提供した写真だとうかがえる。

インスタグラムのコメント欄には、やらせ疑惑を指摘する声や、自分アピールに「うんざり」「ワードサラダ(一貫性のない主張)はもう結構」「バンドワゴン(流行に飛び付く人物)メグは入ってこないで」といったコメントも投稿されている。

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英国王室を離脱したにもかかわらず、「サセックス公爵夫人」を名乗り続けていることから、「ロイヤルの称号は、米国では通用しないのでは」「王室の人物は米国の政治に関与できない」「サセックス公爵夫人が米国民にお説教している(笑)」「最高裁を攻撃するために、外国の称号を用いるべきではない」など称号の使用について、疑問視する意見もみられる。

口に手を当て、言葉が出ないほど衝撃を受けたような表情をしていることから、判決直後に撮影された写真だと勘違いしたユーザーもいたようだ。

メーガン妃は今後、ワシントンD.C.に出向き「プロチョイス」の抗議活動に加わる可能性をも示唆している。以前から政界進出の噂が絶えないメーガン妃は、一部で「米国初の女性大統領」の座を狙っているとも伝えられている。先日は銃乱射事件が起きたテキサス州ユバルディの小学校に、予告なしに献花に訪れ、周囲を驚かせた。

バイデン大統領の支持率が、過去最低を更新し続けるなか、民主党不利とも報じられている11月の中間選挙。メーガン妃が、選挙選にどう絡んでいくのかにも注目が集まっている。