2020年に王室のシニアメンバーから退く決断をしたメーガン妃だが、公務に対する支払いが少なかったことも、離脱の理由のひとつだったのかもしれない。

ロンドン・タイムズの王室担当記者、バレンタイン・ロー(Valentine Low)氏の新著「廷臣」(Courtiers: the Hidden Power Behind the Crown)では、メーガン妃がギャラに対する不満を口にしていたことが記されている。

英紙サンなどが掲載した著書の抜粋によると、メーガン妃は2018年、ヘンリー王子とオーストラリアを訪問した際、多くの人々と握手をし「注目を浴びることを楽しんでいた」ものの、『これでギャラをもらっていないなんて信じられない』と周囲のスタッフに話していたという。ロー氏は、メーガン妃は「民間視察の意味を理解できていなかった」と指摘している。

なおメーガン妃は先月公開された雑誌CUTのインタビューで、離脱前、王室の生活が税金で賄われていることを理由に、タブロイド紙が「公共の利益を装って」攻撃していると考えていたと振り返った。王室メンバーの立場を取りながら、収入を得ることが可能か王室側に提案したとも明かした。

結果的にこの案は女王によって脚下されたが、ハリウッド女優として稼いでいたメーガン妃にとっては、税金に依存する生活より、自立する方が快適だと考えたのだろう。

インタビューでは、税金を使用しなければ「全ての悪口が止まるだろう」と思っていたと話し、そのためには英国を離れるのが最善だと考えたと、米国移住の理由を明かしている。

なおロー氏は新著で、メーガン妃の王室内での「いじめ疑惑」にも触れている。いじめ問題は昨年、オプラ・ウィンフリーとのインタビュー番組が米国で放送される前、タイムズが報じていた。

メーガン妃は、「特に若い女性スタッフ」に厳しく接し、怒鳴って泣かせたり、恐怖で震えさせたりしていたなどのエピソードが綴られているという。