米宝くじメガミリオンズ 史上2番目の賞金額約1100億円に

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米国の高額宝くじメガ・ミリオンズ(Mega Millions)の当選金額が19日、10億ドル(約1,100億円)に達した。メガ・ミリオンズとしては史上最高となる賞金額で、もう1種類の宝くじパワーボール(Powerball)を含めると、史上2番目の賞金額となる。

メガミリオンズ
©mashupNY

メガミリオンズは、7月24日にカリフォルニア州で5億4,300万ドルのジャックポットが出て以来、当選者が現れていない。賞金額は次回に繰り越され、その額は膨らみ続けている。
これまでの最高額は、2016年1月に当選者が出たパワーボールで、賞金額は15億8,800万ドル(約1,550億円)。3名が当選し、賞金を3分割した。

メガミリオンズくじの買い方

メガミリオンズ
©mashupNY

購入方法は簡単だ。くじは44州とワシントンDC、バージン諸島のキオスクやデリなどで販売される。機械の自動割り当てシステムにより、ランダムに購入することもできるし、マークシートで自分の好きな番号を選ぶことができる。
マークシートの場合は、2種類の枠より合計6つの番号を選ぶ。1つは1から70までの中から5つの数字を、もう1種の枠からは1から25までの数字の中から1つを類択する。(おまかせの場合は、Easy Pick/Quick Pickをチェックする。)
1ゲームにつき金額は2ドル(現金のみ受付)。

当選確率は?

公式サイトによると、当選確率は302,500,000(3億以上)の1となるが、2ドルで当選する確率があると思えば、夢は非常に大きい。

発表日は?

今回の当選番号の発表は、19日(金)東部時間の午後11時となる。くじ引きの購入は午後10時45分まで。
もし当選者が現れなかった場合は、次回の賞金金額は16億ドルに上るとみられ、史上最高の賞金金額となる予定だ。

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当選がわかったら?

当選した場合、29年30回の分割払いか、一括払いを選択することができる。
現金一括払いで受け取る場合は、5億6,500万ドル(約620億円)となる。この賞金には、25%の連邦税が課税される。

いくつかの州では、透明性を担保するため、当選者の氏名を公表し、記者会見などを開く場合がある。

法律の専門家は、当選が分かったら、即座にソーシャルメディアのアカウントを閉鎖した方が良いとアドバイスする。メディアは真っ先にソーシャルメディアで当選者を探すためだ。
そして、なるべく多くの人に公表しないこと。可能であれば、すぐに街を出て、何日か家に戻らないことを推奨している。
その期間は数日で大丈夫だという。ニュースの多いこのご時世では、数日間でこの話題は忘れ去られると述べている。