12日未明、ロサンゼルスのウエストハリウッドで起きた銃撃事件で、ラッパーのコダック・ブラックを含む4人が負傷した。
ロサンゼルス警察によると、午前2時45分、通報を受け駆けつけると、２人の負傷者を発見した。その後の調査で、現場で殴り合いの喧嘩があったことが判明。さらに２人の負傷者がおり、自力で病院に向かい、手当を受けたことがわかった。4人とも容体は安定している。容疑者の身元は判明しておらず、現在逃走を続けている。
LAPD News: Early Morning Shooting Leaves Four Injured (NR22039dm) pic.twitter.com/tx14bdnriH
— LAPD PIO (@LAPDPIO) February 12, 2022
NBCニュースは、コダック・ブラック（本名ビル・カプリ 24歳）のほか、被害者の年齢は19歳から60歳と伝えている。
Page Sixによると、現場は「The Nice Guy」という有名なバー近くの路上で、店ではこの日、ジャスティン・ビーバーのコンサートのアフター・パーティーが開かれていた。参加者には、コダック・ブラックに加えて、ヘイリー・ビーバー、レオナルド・ディカプリオの姿もあった。
TMZは、事件の前、コダック・ブラックとガンナ、リル・ベイビーといった著名なラッパーらが、店外で談笑していたと伝えている。その後、近くで喧嘩が勃発。同サイトが入手した映像には、コダック・ブラックが喧嘩に加わり、もみ合いとなる中、銃声が轟く様子が撮影されている。
Kodak Black really dodge a point blank shot at him, this was a hit💥 and it looked exactly much more like what happened to King Von, Hope Kodak is safe, they don’t want him to Win! #SuperGremlin pic.twitter.com/v7ON2J4Upa
— Wilfried No Limit (@WDikongue) February 12, 2022
別の角度から撮影された動画↓
Kodak Black & Gunna was vibing before Kodak got in a brawl & then shots were fired 😳 pic.twitter.com/hTCJt2yIzs
— My Mixtapez (@mymixtapez) February 12, 2022
喧嘩は最初、コダック・ブラックの取り巻きと何者かの間で起きたと見られているという。
なおコダック・ブラック自身は、強盗、監禁、武器の不法所持、性的暴行など、複数の犯罪歴がある。2020年3月、銃器の所持で有罪を認め、実刑判決を受けたが、その後、トランプ大統領から減刑を与えられた。さらに、今年に入り、脅迫および暴行罪などで有罪を認め、18ヶ月間の保護観察処分を言い渡されていたという。