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性犯罪のエプスタイン氏 拘置所で他殺の可能性も?

10日に拘置所で死亡したジェフリー・エプスタイン(Jeffrey Epstein)氏(66)に関し、遺体の検死解剖の結果、首に複数の骨折が発見されたことがわかった。ワシントンポスト紙が報じた。

骨折は、喉仏(のどぼとけ)の近くにある舌骨(ぜっこつ)でも見つかった。専門家によると、舌骨の骨折は、首吊りまたは絞殺によって起こりうるという。

11日に解剖を終えたニューヨーク市の監察医のバーバラ・サンプソン(Barbara Sampson)医師は、死因を自殺と断定しておらず、未だ公表していない。AP通信によると、状況に詳しい関係者は、エプスタイン氏はシーツをクビに巻きつけた状態で発見されたと語っている。

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事件直後、ウィリアム・バー司法長官は「明らかな自殺」と発表していた。

NBCの医療担当記者によると、舌骨の骨折は老人により起こりやすい。ある研究では、首吊り遺体の約25%、絞殺の約35%で舌骨の骨折が起きていることがわかったという。

FOXニュースに出演したマーク・シーゲル医師は、「自殺または絞殺どちらとも考えうる。しかし現時点では、以前にまして他殺の可能性を疑っている」と語った。

シーゲル氏はさらに、エプスタイン氏が最初に自殺未遂をした6日後に自殺の監視が解かれたことについて、「仕事に誇りを持つ精神科医なら、”もう自殺の心配はない”などと言わないはずだ。」と、拘置所の判断に疑問をなげかけた。

ニューヨークポストによると、エプスタイン氏は、連日午前8時から毎日12時間近く弁護士と面談を行っていた。精神状態は良好で、当局に協力することで、保釈が認められると思っていたという。
エプスタイン氏は、2008年にフロリダ州で1件の児童買春の罪を認めており、今回の訴追に関して、一事不再理(同一の罪について二度裁くことはできない)の申し立てを行う準備をしていた。フロリダ州での裁判では、連邦検事を務めたアレクサンダー・アコスタ(Alexander Acosta)前労働長官との司法取引により、連邦法では不起訴扱いとなっている。

7月23日に拘置所内で負傷

エプスタイン氏は7月23日にも意識不明で負傷した状態で発見された。この時、首つりを試みた跡があった。この後、自殺の可能性があるとして監視下に置かれていたが、今回の死亡の10日ほど前に監視が解かれていた。この変更に際し、施設は司法省に対して、同房者を置き、2名の担当官が部屋を30分ごとに見回ると報告していた。しかし、同房者は最近になって別の部屋に移されていたという。

23日の負傷に関して、ウエストチェスター郡の元警官で死刑の罪に問われているニコラス・タータグリオン(Nicholas Tartaglione)被告が関与したという話も浮上した。エプスタイン氏の弁護士は、同房者のタータグリオン氏がエプスタイン氏に危害を加えたと語っており、その後タータグリオン氏が別の部屋に移されたため、自殺の監視が解かれたという。一方で、タータグリオン氏の代理人はその話を否定している。

ウィリアム・バー司法長官は12日の会見で、エプスタイン氏の死亡について「深刻な違反」があったとし、FBIと監察長官が調査を開始したことを発表した。しかし、具体的な違反の内容については、明らかにしなかった。

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