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ニューヨーク市警察、ジェームズ・オニール警察委員長が辞任を発表

4日、ニューヨーク市警察のジェームズ・オニール(James O’Neill)警察委員長(61)が辞任を発表した。オニール氏は、2016年9月にビル・デブラシオ(Bill de Blasio)市長より第43代目警察委員長に任命された。12月1日以降、ダーモット・シア(Dermot Shea)刑事局長が新たな委員長に就任する。

1983年に交通局の警察官としてキャリアをスタートしたオニール氏は、2014年に警察官として最も階級の高い警察長に就任。2016年ウィリアム・ブラットン(William Bratton)警察委員長の後を引き継いだ。

オニール氏の在職期間中、ニューヨーク市は過去最低の犯罪率を記録している。CNNによると、不審者の身元調査を行う「ストップ・アンド・フリスク」(stop-and-frisk)政策の見直しや、50年前にNYPDが行ったストーンウォールインの強制捜査に対し、LGBTQコミュニティーに正式に謝罪するなど、コミュニティーとの関係構築に務めた。

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今年8月、2014年のエリック・ガーナー氏窒息死事件をめぐり、オニール氏は、殺害した警察官のダニエル・パンテレオ(Daniel Pantaleo)氏の解雇など、厳しい決断を迫られた。
解雇に対し、市の警察組合(Police Benevolent Association)のパトリック・リンチ(Patrick Lynch)代表は、「ニューヨーカーとその家族を守ることを求める市民の側に立たず、反警察の過激派の恐怖にへつらうことを選んだ。」と述べるなど、内部からの厳しい批判にさらされた。
オニール氏は今日の会見で、パンテレオ氏の解雇と今回の辞任決定は無関係であるとしている。

リンチ氏はオニール氏の辞任を受け、「現在の反警察的な雰囲気と戦うため、シア氏と協力できることを楽しみにしている。」と声明で発表した。

また、今年に入り、10人の警察官が自殺を図るなど、急増する警察官のメンタルヘルス危機への対応も求められていた。
10月中旬以来、事件現場に駆けつけた5人の警察官が銃撃を受け、うち4人が殉職している。

最近では、銃を所持していると通報を受けた警察官らが、10代の無賃乗車の青年に銃を向けたり、警察の業務を妨害したとして乗客を殴ったりするなどの行為が非難を浴び、住民による大規模な抗議活動に発展。警察官と住民との対立が報じられていた。

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