歴代大統領が集結 ハービー被災者支援を呼びかけ

5人の元大統領が、ハリケーン「ハービー」(Harvey)の被災者支援を呼びかけるCMが話題となっている。

キャンペーン「One America Appeal」は、ハービーによって壊滅的な被害を受けたテキサス州やルイジアナ州の被災者を救済するため、バラク・オバマ、ジョージ・W・ブッシュ、ビル・クリントン、ジョージ・W・ブッシュ、ジミー・カーターの歴代大統領が集結し、支援を呼びかけた。
CMは、7日(木)開催されたNFLの開幕戦の試合中に放映された。

親子であり、共にテキサス在住のブッシュ元大統領は「我々は大きな被害を被った。しかし、1人のテキサス人として伝えたいのは、私たちは、水よりもたくさんの愛を受け取りました。」、「私たちは、あなたたち、テキサスを愛しています。」と各々メッセージを送った。

ハービーによる損害は、1600億ドル(約17.6兆円)とも言われている。第43代大統領のジョージ・W・ブッシュ氏は、テキサス州知事を務めており、父親の第41代ジョージ・H・W・ブッシュ氏はヒューストン在住で、共にテキサス州にゆかりが深い。

ジョージ・ブッシュ元大統領は、ツイッターで「元大統領として、市民として、私たちはアメリカの皆様の復興を支援したいと思っています。」と投稿した。

ニューヨークタイムズによると、同キャンペーンは、現在フロリダ半島に接近し、今後大きな被害を及ぼすと予測される大型ハリケーン「イルマ」(Irma)の被災者にも適用されることが検討されているという。

大統領同士の災害支援

歴代の大統領は、自然災害が発生するたび、元大統領に被災者支援を呼びかけてきた。クリントン元大統領は、2005年にハリケーン「カトリーナ」(Katrina)が発生した際、ジョージ・H・W・ブッシュ氏とともに義援金を集めた。
また、オバマ大統領は、2010年のハイチ地震発生の際に、クリントン氏とジョージ・W・ブッシュ氏に救済を申し出た。「クリントン・ブッシュ・ハイチ・ファンド」は、5,440万ドルの義援金が集まった。

トランプ大統領は、7日に自身のツイッターで「どんなに風が強く、水位が高くなろうとも、我々はあらゆる試練に立ち向かう。#OneAmericaAppeal のため立ち上がってくれた元大統領を誇りに思う。」と投稿した。

「One Appeal America」で募られた義援金は、「ジョージ W ブッシュ大統領図書館基金(George H. W. Bush Presidential Library Foundation)を通じ、「the Houston Harvey Relief Fund」と「the Rebuild Texas Fund」へと配分される。
義援金は、oneamericaappeal.org で受付を行っている。