英国王戴冠式、ヘンリー王子とメーガン妃を「目立つ席」に

チャールズ国王は、5月の戴冠式で、ヘンリー王子とメーガン妃を最前列の「目立つ」場所に着席させる予定だという。デイリービーストが報じた。

チャールズ国王の友人は同サイトに「国王は、常に2人の息子を愛しており、彼らがそこにいることを望んでいる」と説明。「（戴冠式までに）何かが起こったとしても、座席計画に変更はない」「2人は目立つ位置に座るだろう」と語っている。

ウェストミンスター寺院で執り行われる戴冠式では、国王とカミラ夫人の隣に、王位継承者のウィリアム皇太子とキャサリン妃、3人の子供たちが着席するとみられている。通路を挟んで、もう一方の最前列には、アン王女と夫のティモシー・ローレンス卿、エドワード王子（エディンバラ公爵）と妻ソフィー妃が座り、その隣に、アンドルー王子とヘンリー王子夫妻の席が設けられる可能性があるという。

デイリービーストは、ヘンリー王子夫妻を離れた席に追いやることは、回顧録「スペア」で綴られた内容に、信ぴょう性を与えることになると説明。座席の待遇によって、”チャールズ国王は寛大である”というストーリーを確立することに寄与するだろうと指摘している。

昨年6月の故エリザベス女王の在位70年を祝う「プラチナ・ジュビリー」で、セント・ポール大聖堂での感謝礼拝で、2人の座席は、王室のシニアメンバーと離れた反対側の列だった。

なお二人は戴冠式への公式招待状を受け取っているが、未だ出席の可否を明らかにしておらず、欠席する可能性も残されている。