メーガン妃とヘンリー王子にブーイング エリザベス女王在位70年祝賀行事

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エリザベス英女王の在位70年を記念した祝賀行事「プラチナジュビリー」の感謝礼拝が3日に執り行われ、チャールズ皇太子ら王室メンバーに加え、ヘンリー王子とメーガン妃夫妻も参列した。

2020年に英国王室を離脱した夫妻は、現在米国のカリフォルニア州で暮らしている。夫婦そろって英国で公の場に姿を表すのは、今回が初めて。

歓声とブーイングが入り混じり

米ABCニュースがSNSに投稿した動画には、セント・ポール大聖堂を後にする夫婦に、沿道から歓声に混じって、大きなブーイングの声が上がる様子が撮影されている。

メーガン妃は顔を上げ、少しほほ笑むような表情を見せたが、ヘンリー王子は終始表情を変えずに、階段を下りる妻の足元を気遣い、車に乗り込んだ。

なおボリス・ジョンソン首相とキャリー夫人も大聖堂に到着した際、ブーイングを浴びている

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メーガン妃は2年前のオプラ・ウィンフリーとのインタビューで、王室内で受けた人種差別的な扱いや自殺を考えた話を暴露し、話題となったが、これをきっかけに、王室との関係が冷え込んだとも報じられている。

英国民の間でヘンリー王子とメーガン妃の人気は低下しており、YouGovが先月末に行った世論調査によると、ヘンリー王子に好意的な見方を示したのは32%、メーガン妃は23%だった。今年96歳を迎えたエリザベス女王を支持したのは、80%を超えた。