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NY市 観光客の被害相次ぐ マンハッタンで強盗未遂

ニューヨーク市では、観光客が被害に合う事件が相次いでいる。

先月26日、観光客の女性2人が、持っていたバッグをつかまれ、地面を引きずられるなどして、頭部や顔を負傷した。

ニューヨーク市警察(NYPD)によると、事件があったのは午後9時30分ごろ、チェルシーマーケットからほど近い場所(236 West 15th Street)で起きた。

2人が歩道を歩いていたところ、見知らぬ男が近づき、女性(31)をつかんで建設現場のポールをめがけて投げ飛ばした。男はそのまま女性をひきずり、バッグを奪おうとしたという。その後、男は一緒にいたもう1人の女性(33)の顔面を殴り、逃走した。

2人は近くの病院に搬送され、手当てを受けた。31歳の女性は、後頭部に深い切り傷をおった。33歳の女性は、顔面を負傷したという。容体は安定している。

NYPDは6日、強盗未遂事件として、監視カメラの映像と容疑者の写真を公開した。

NYPD

この事件の翌日、アップステートニューヨークから観光に訪れていた21歳の男性が、タイムズスクエアにある「マリオットマーキス」ホテル前で、流れ弾に当たり負傷した
NYPDは7日、警察署に出頭した16歳の少年を、逮捕・起訴したと発表している。

先月30日には、ポート・オーソリティ・バスターミナル付近で、ホームレスの男が66歳の男性の頭部を殴打する事件があった。男は逮捕され、武器の所持と暴行罪で起訴された。

独立記念日の週末には、ミシガン州から観光に訪れていた23歳の女性が、タイムズスクエアで男に胸部や腕を切りつけられる事件があった。

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