エプスタインは自殺だと思う?元FOX司会がトランプ氏に直球質問、司法省の隠蔽疑惑を示唆

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24日にX(旧ツイッター)で配信されたトランプ氏のインタビュー番組で、元FOXニュースの司会のタッカー・カールソン氏は、2019年にマンハッタンの拘留施設で死亡したジェフリー・エプスタイン元被告の話題を持ち出した。

番組は、FOXニュース開催の2024年大統領選に向けた共和党候補者の討論会の中継時間に合わせて放送された。

カールソン氏が「エプスタインは自殺だと心の底から思ってますか?」とストレートに切り出すと、トランプ氏は「わからない。私が言えるのは、彼はパームビーチ(フロリダ)の主だったということ」と返答。ウィリアム・バー元司法長官が死について何を言ったか「全く分からない」と述べた。

カールソン氏は「彼(バー氏)は、自殺したので捜査をするつもりだと言ったが、彼らは捜査しなかった。決して公にせずに、彼らは隠した」と主張。「バー氏が知っていたのは明らかだが、なぜバー氏はジェフリー・エプスタインの死を隠蔽したのだろうか?」と尋ねた。

トランプ氏は回答を避け、議論を2020年大統領選の「選挙不正」の主張に転換。バー氏はそれらの主張についても調査したことはないと語った。

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司法省のマイケル・ホロウィッツ監察官は今年6月、エプスタイン氏の拘留に関する121ページにおよぶ調査報告書を公表した。

そのなかで、同房者が自殺の前日に移動させられた点や、首吊りに使用されたリネンが過剰に供給されていたこと、看守が義務付けられた巡回を怠ったなどの問題を指摘。さらに、エプスタイン氏は、既に他界していた母親に連絡をすると偽り、監視や録音されない「受刑者電話システム以外の回線」を使って外部に電話をしていたことを明らかにした。

数々の違反行為を挙げつつも、ホロウィッツ監察官は、死亡に事件性はないとしたFBIの結論と矛盾する証拠は見つからなかったと結論。他殺の可能性を改めて否定した。