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誤射事件で撮影中断の低予算映画「RUST」。ボールドウィンらのギャラは?

実弾入りの銃の誤射により撮影監督が死亡した映画「RUST」。アレック・ボールドウィンのギャラは2,800万円。銃を用意した武器係は90万円だった。

リハーサル中に、俳優が実弾の入った銃を誤射し、撮影監督が死亡する事件が起きた西部劇映画「Rust」。米ハリウッドレポーターは、入手した予算のドラフトをもとに、報酬の割り当てなどの詳細を報じた。

事件は先月21日、ニューメキシコ州サンタフェ郡の撮影現場で起きた。発砲したのは、俳優兼プロデューサーのアレック・ボールドウィン氏。銃弾は撮影監督のハリーナ・ハッチンス氏の胸部と監督のジョエル・ソーザ氏の肩に命中した。ハッチンス氏は搬送先の病院で死亡が確認された。

銃を用意したのは、武器係の責任者ハンナ・グティエレス・リード氏で、銃をボールドウィン氏に手渡したのはアシスタント・ディレクターのデイブ・ホールズ氏だった。

事件で逮捕者は出ておらず、現在も捜査が続けられている。

これまで、制作費は約700万ドル(8億円)と報じられており、一部からは、低予算が労働環境や安全性の悪化を招いたと指摘する声も上がっていた。

スタッフのギャラは?

制作開始時点で、撮影クルー75人、主要な俳優22人に加え、ニューメキシコ州からエキストラ230人を雇うと発表されていた。

全体予算は7,279,305ドルで、ドラフトに目を通した専門家は、同程度の映画の予算配分としては典型的との見方を示している。

プロデューサー6人に対する報酬は65万ドルとなっていた。ボールドウィン氏は俳優として15万ドルを、自身の製作会社エル・ドラドを通じて10万ドルを得る予定となっていた。

有名俳優としては低いギャラに関し、ハリウッドレポーターは、映画はボールドウィンにとって「金のための仕事」ではなくて、情熱に基づいたプロジェクトであることを反映していると記している。

情報筋は同紙に、事件で製作が中断となった時点で、プロデューサー陣への支払いは行われていないと話している。

このほか、クルーの雇用や予算配分、製作を監督するラインプロデューサーの報酬に96,198ドル、銃弾を受けた監督のソーザ氏に221,872ドル、死亡した撮影監督のハッチンス氏には48,945ドルが当てられていた。

銃を用意した武器係のリード氏の報酬は7,913ドルで、「武器係のクルー」費用7,469ドル、武器レンタル代17,500ドル、弾薬費5,000ドルを見積もっていた。リード氏の報酬について、専門家は、労働組合の基準から逸脱したものではないとの考えを示している。

なお警察の供述書から判明したところでは、銃を手渡したホールズ氏に対する報酬は52,830ドルだった。

銃とともに西部劇に欠かせないの馬などの家畜費用については、カウボーイの費用と合わせて126,702ドルを予定していた。主役級の馬たちのギャラは12,000ドルで、子犬が1,000ドル、複数等の豚は1,250ドルだった。。

ハリウッドレポーターは、ポストプロダクションに当てられた費用は235,144ドルとされていることから、製作陣はさらなる資金調達を予定していたと指摘している。さらに、特筆すべきは、映画が未完成に終わった場合に費用をカバーする保険代(通常は予算の2%程度)が計画書に含まれていないことだとしている。

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