Facebook CEOマークザッカーバーグ 議会証言へ

英選挙コンサルタント会社のケンブリッジ・アナリティカがフェイスブックの5千万人のユーザーデータを不正に獲得し利用したとされる問題で、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者が米議会公聴会で証言を行う見通しであることを、CNNが報じた。

ザッカーバーグ氏にとって初めての議会証言となるほか、複数の委員会で証言が行われる見通し。

26日(月)に、上院司法委員会のチャック・グラスリー委員長はグーグル社CEOのサンダー・ピチャイ氏(Sundar Pichai)とツイッターCEOのジャック・ドーシー(Jack Dorsey)とともに、ザッカーバーグ氏を4月10日のデータプライバシーに関する公聴会に召喚した。

また、一部メディアからは、4月12日のエネルギーおよび商業対策委員会にも出席し、証言する報道も流れている。
なお、報道後、委員会のスポークスマンのElena Hernandez氏は、ザッカーバーグ氏の12日の出席はまだ確定しておらず、日程調整を進めていると発表している。

一方、ザッカーバーグ氏は、英国議会からも証言を求められているが、自身による直接の証言は避け、代わりに幹部を送る予定となっている。

ケンブリッジ・アナリティカ社は、イギリスを拠点とする政治コンサルタント会社で、元米ヘッジファンドマネージャーのロバート・マーサー氏(Robert Mercer)の家族が一部を所有する。ロバートマーサー氏は、スティーブン・バノン元ホワイトハウス首席戦略官がチェアマンを勤めた保守系メディアのブライトバートニュースやトランプ大統領の選挙キャンペーンのファンディングに大きく関わっている。CEOのアレクサンダーニックス氏(Alexander Nix)によると、ケンブリッジ・アナリティカ社は、2015年にテッド・クルーズ氏の大統領選挙キャンペーンや、2016年のトランプキャンペーン、イギリス離脱キャンペーンにサービスを提供している。同社は、27万人がダウンロードしたフェイスブックアプリの「thisisyourdigitallife」を通じて、フェイスブック5千万人のユーザーデータを同意なしに獲得、不正利用した疑いがある。

公聴会証言の報道が流れた27日、フェイスブック株は4.6%下げ、152.22ポイントで終了。ケンブリッジ・アナリティカ社の疑惑が明るみとなった16日以降、約18%下落している。

疑惑報道後、CNNのインタビューに出演。はじめて疑惑について語り、謝罪をしたザッカーバーグ氏