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米国の新型コロナ死者数14万人超。LA市長は自宅待機命令を検討

ニューヨークタイムズは19日、米国の前日の新型コロナウイルスによる死者数は775人で、累計死者数が14万人を超えたと報じた。一日の新規感染者数は6万2398人で、累計は378万人を超えた。 

カリフォルニア州ロサンゼルスのエリック・ガルセッティ(Eric Garcetti)市長は同日、CNNの番組で新たな自宅待機命令を検討していると語った。ガルセッティ氏は、規制の解除が早すぎたことを認め、新たな措置について「全面的な閉鎖ではなく、特定的なものでなければならない」と語った。ロサンゼルス郡ではこれまでに15万5000人以上の感染者が確認されている。

オハイオ州では、1,679人の新規感染者が確認された。マイク・デワイン(Mike DeWine)知事(共和党)はNBCの番組で、一カ月前のフロリダ州の数字に近いことから「オハイオは誤った方向に進んでおり、フロリダになりうる地点にいる」と語った。マスク着用の義務化については、可能性は否定しないと述べつつ、バーや教会での集会なども感染拡大の原因となっていると語った。

フロリダ州は、5日連続で新規感染者が1万人を超えたと発表した。12日には、一日の新規感染者数が1万5000人を超え、過去最多を記録している。元保健福祉省長官で、同州選出のドナ・シャレイラ(Donna E. Shalala)下院議員(民主)はABCの番組で、デサントス知事に対し、マスク着用の義務化と自宅待機命令を要請した。現在の累計感染者数は35万人を超え、死者数は4,982人となっている。

テキサス州では先週、過去最高の7万1779件の新規感染者が確認された。累計感染者数は33万人を超え、死者数は約4,000人となっている。

ルイジアナ州では、過去最多の3,116人の新規感染者が確認された。

ニューヨーク州の新規感染者数は502人で、検査数46,204件に対する陽性率は1.08%だった。入院患者数は722人で3月18日以来、過去最少となった。死者数は13人だった。

ニューヨーク市では明日から経済再開の第4段階をスタートする。植物園や動物園など感染リスクの低い娯楽施設のほか、映画やテレビ番組の製作、無観客でのプロスポーツが許可される。ショッピングモールや博物館、美術館、映画館などは引き続き閉鎖される。第3段階で予定していた飲食店の屋内営業は、感染拡大の懸念から今回も見送られた。

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