トランプ氏 2024年に再出馬を検討?米メディア

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Axiosは9日、情報筋の話として、トランプ大統領がアドバイザーらに、2024年の大統領選に再び出馬することを考えていると話したと報じた。

大統領の任期は、憲法で2期までに制限されているが、任期が連続している必要はない。

米報道機関各社は7日、バイデン氏の勝利を報じたが、トランプ氏は敗北を認めていない。トランプ陣営は選挙に不正があったと主張し、複数の州で訴訟を起こしている。

同サイトは、会話について、トランプ氏がバイデン氏への敗北を理解していることを示すものだと指摘している。

トランプ氏に近しい人物の間でも、再出馬を期待する声が上がっている。

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リンジー・グラハム上院議員(共和党 サウスカロライナ)は9日、Foxニュースのラジオ番組で、再出馬を検討することを勧めたいと述べたほか、ミック・マルバニー元大統領首席補佐官代行は先週、ダブリンのシンクタンクのウェビナーで「大統領が政治に関与し続けることを期待しており、もちろん2024年に出馬する可能性のある候補者リストに彼を加える」と語った。

一方、ワシントンポスト紙のコラムニスト、ポール・ウォールドマン氏は、再出馬の話はフィクションだと可能性を否定。トランプ氏は現在だけでなく、2024年1月のアイオワ州の党員集会まで出馬の可能性の話をするだろうとしつつ、「人々が彼に注意を払い、彼について話し、彼が重要であるように考える理由になるからだ」と述べた。